本日のお買い物。
西荻で人形作家のiriiriさんの個展をやっているのをFBで見かけて、寄らせてもらいました。
DMが可愛いなーと思ったのですが、検索したら、以前インテリアショップで見かけたふくろうのスピーカーの作家さんだと判明。
ふくろうスピーカーも可愛かったのですよ。売り切れていたけど。
置いてあるもの皆可愛かったですが、ちょっと悪そうなちょうちょのブローチにしました。
んーもう一個欲しいな。
横浜の三渓園、日本画の人間には三渓日本画賞が有名ですが、一度お庭を観にいきたかったのです。
丁度打ち合わせの予定もあり、日本の夏じたく展も一度観たかったし、スケッチもしたい、てことで遠路出かけました。
最近連日打ち合わせでちょっと疲れ気味だったので、昼からのスタート。
(この時点でちょっとダメダメ)
着いたの2時過ぎ。
遠いですね。やっぱり。
湘南新宿ラインは早いけど座れないし、バスも座れないし、スケッチ道具を持っているときつい。
お天気は丁度良い明るめの曇りだったのですが、あまりスケッチは出来ませんでした。
全体のランドスケープが綺麗な場所なので、風景より近くの花を描きたいタイプには向かないかもです。
写真を撮りたい人が多いし、結婚式の前撮り?な方たちもいたり、集団さんが来たり、落ち着いて描く場所が少ないです。
仕方ないので、公園の隅で菖蒲や猫を軽くスケッチ・・。
目に望遠レンズが欲しい。
一番小さなスケッチブックしか開けませんでした。
記念写真を撮るには絶好の場所だと思います。
朝早い時間からロケするといいでしょうね。
日本の夏じたく展があったので、園内涼しげなお着物の方が多かったです。
良い布の着物に、きれいな着付けの方が多い印象でした。
今回は夏じたく展は観るだけ。
素敵な竹の帯留めがありました。
一度着物で来たいところですが、車か、もう少し楽なルートを考えないと厳しいですね。。
DMを作らせていただいた、石田郁子さんの個展へ行って来ました。
表参道のこぢんまりとしたギャラリー。
素敵な帯地がたくさん。いつかこんなの欲しいです(*´∇`*)
本塩沢の単衣に、すくい織りの鉄線の帯。
この時期になると、帯揚げの色がワントーン鮮やかになります。冬の間は使わなかった色が使えるようになります。
表参道の後に、浅草の着物屋さんで、悉皆の相談会をやっていたので、ちょっと汚れの気になる着物を持ち込み。
↓先日の本塩沢。袖と後ろ身頃の染み抜き10000円ちょっと。
私、この着物6000円くらいで買ったものと思っていましたが、帰って見たら3000円でした。
本塩沢の100亀甲麻の葉で、13000円ならまあ、いいお買い物ですねー。
上の藍色の本塩沢は比較的新しいもので、シャリっとした固めの生地ですが、白いほうは古くて、もっと柔らかい、しぼの緩い縮緬みたいなもの。
このタイプは今は作られていないのかな。古いものに多い気がします。
↑さらに大分くたびれている水色の米沢紬はやっぱりお仕立て直しもやむなし、ということに。
どこまで綺麗になるかわかりませんが、表地の裏を表にして、身頃の前後を取替えて、襟やら八掛けも極力綺麗な部分を見えるところに入れ替え。
前の持ち主もきっと相当気に入って着ていたものでしょう。くたくたに柔らかくなった紬は多分私が最後の持ち主かなーー。
最後まで着たおすつもりであります。
ネットで見かけた河上智美さんのグラスがいいなと思って探したら、丁度阿佐ヶ谷の「土の記憶」での企画展が終わったところでした^^;
でもまあ、少しはあるだろうと思って、散歩ついでに寄ってみました。
DMのイチゴのグラスは初日の早いうちに完売だそうで。あれ、可愛かった。
でもうちではワインもジュースもつめたいお茶もあまり飲まないので、唯一使いそうな炭酸水用に細長い型を買ってみました。
シャンパングラスっぽくて、炭酸が抜けにくいのではないかと。
底がしっかりしていて安定感もあるし、持ちやすいグラスです。
それにしても綺麗なガラスで、きらきらです。
照明の光では影が落ちるところも綺麗です。
来客用にワイングラスもあってもいいかも。
うーん。痛々しい。
先日割ってしまった帯留め、補修中です。
窯で焼きなおしてもらっても、手間がかかるわりに強度はあまり期待できないと聞いて、接着剤作戦にしました。
陶器用のセメダインを買ってきて(A液とB液を混ぜるタイプ)、がっちり固定してみました。
明日まで待ちます。
使えるようになるかなー。
これが外れると、今度は本当に帯留め自体が落ちて割れてしまうかもしれないので、結構リスキーです。
でも使わないでしまっておくよりは使って割れるほうがいい・・かな? 大事にしましょ。
(追記2016.05.23)
・・でも割れたらやっぱり勿体無い!悲しすぎる!
出来るだけのことはしましょう、ということで、友人の提案でさらに漆で補強する方向に
薄い和紙を貼った上から漆を塗ってみることになりましたー。
まだしばらく鳩さんの出番はありません。
んーーこのまま箸置きにしても可愛いけどね。
DEWさん、一度も行った事がなかったのですが、ようやく伺うことが出来ました~。
行きは東京駅から、なのはな号に乗りました。(その後館山から超ローカルなバス)
途中から明らかに景色が南国になります。
日差しが強い!なんだか緑の色が違うのです。
で、DEWはかなりな山の奥(というか上)にあるので、山道をしばらく登ったその先にあります。
一人だとめちゃめちゃ不安になりそうな道です。
がさがさっと音がすると大体蛇がいます。
都会のより相当芸達者なウグイスも鳴いています。
山の上はお花がたくさん咲いていて、なんとも別世界ですよ(*´∇`*)
着物を期待してくださった方もいらっしゃいましたが、、無理です。へたれですみません^^;
DEWは何から何まで木工家具を作るオーナーさんの手作りで出来ています。
古材が活かされた家具も家もとっても素敵なのです。
ハラダマホさんの器、見ている間にもどんどん品薄になってます。
今回は地震の後で、やはり駄目になってしまったものもあり、少し品薄での展示ではありますが、新作もかなりありました。
こちらは私のお土産カップ。
はっ。柄の名前確認するの忘れた!
ハラダさんの柄はそれぞれ独特のネーミングセンスで名前が付いています。
他のは結構覚えているのに、自分が買うのは見ていない・・。
私的には「羽衣」のイメージです。(←たぶんぜんぜん違う)
ハゴロモジャスミンに配色が似てるなーと。
最近買った小さめの茶托に合うサイズが欲しかったのです。
この形はまた作るということなので、柄違いを揃えたいと思っています。
ミライデザイン作成のDMはこちら↓
展示は22日まで。都内からは長旅ですが、かなり旅行気分を味わえます。どうぞお出かけください。
安田靫彦展、行って来ました。
その前の恩地孝四郎を見逃したのですが、今回もぎりぎりです。
夜間開館を週2日にして欲しいなあ。
安田靫彦、好きなのですが、大きな回顧展は初めてみるかもです。
大きな展示ならではのよさですが、画家の一生分を大きな流れで観る事が出来ます。
今回何かと驚いたのが、作家の制作年でした。
最初に度肝を抜かれるのが、15歳の作品から始まっていること。
そしてそれが初々しいながら、かなりな完成度で、安田靫彦は生涯さほど大きなスタイルの変遷がありません。
同じ道を、どんどん洗練させて磨いていった人だと思います。
線も色も簡略になり、濁りがなくなって発色するので、むしろ晩年が一番華やかな色彩。
50代でひとつ鮮やかになり、70代以降でさらに華やかさを増す。
そして最晩年までほとんど線が衰えない。少々柔らかくなったのもむしろ丁度良い感じ。
若い頃の作品は、やはり細い線ならではのもろさも感じるのですが、晩年は細いながら豊かなふくらみを感じます。
書をもう少し見たかったですが、今回はあまり見られず。そこは少し残念。