たまたまチケットを頂いて、久々の舞台を観に出かけました。
青砥の葛飾シンフォニーヒルズ。モーツァルトホール。
舞台って観るほうもちょっと緊張するし、2,3時間でも結構気合が必要ですね。
久々に舞台感を味わいました。
お子さんも多くて比較的ゆるめの、身内っぽい会場でした。
コールドのオーディションから本番前リハーサルまで、youtubeで配信しているちあこちゃんねるさんならではかもしれません。
私もたまたまリハーサルの動画をいくつか観ていましたが、客席も応援する気持ちが強くて、会場にまとまりがあります。
実際プロの方の技術は素晴らしいですが、コールドの一体感はまた別の良さで、時間をかけて練ったものにはそれだけの良さが出るものだなと、感心しました。
白鳥の主役3方はわりとこってりした演技で、最初オデットが王子に出会うところからでしたが、「え、何この人、ちょっと近付かないで」みたいなリアクションがすごい人間ぽいなと思っていたら、オディールがさらに俗っぽい悪役らしさを振りまいていて、最後バラをぶちまけ「アーハッハ」と嘲る演技まさに悪役。なるほどこういうバランスかと。
子供にもわかりやすいお話になっていました。
白鳥黒鳥がどちらも美人さんですが、ちょっと浮世絵っぽい?役者絵っぽい?どちらもパワー系。
逆にロットバルトが背の高い女性でしたが、こちらは繊細で高貴な印象。最後あっさり負けてしまいますがなんか悪魔にもいろいろ事情があるんじゃ・・
狂言回し的に合間に出てくる道化師の淵山隼平さんがとっても素晴らしく、お顔もキラキラで、これからが楽しみなダンサーさんでした。
今回お席が舞台をちょっと見上げるほど近かったので、かなりしっかり見えまして。
逆に席の並びが交互にずれていないので正面の足元が見えにくく、バレエにはあまり向いていないホールかも。
モーツァルトホールだけに音楽向きなのかもしれません。
ホールは次回は変えてほしいところです。。
ともあれ国内外で活躍するバレリーナの踊りも頑張ったコールドさんの踊りも楽しめて、会場もよい雰囲気で、久々に華やかな夜を有難うございました。感謝。
フィナーレは写真撮影可だったんですが、一度電源切ったスマホを立ち上げるの面倒(←旧人類)ですみません。写真なしです。