大掃除がやっとこさ(とりあえず)終了。
昼間はとても暖かい一日でしたが、夜はその分冷えますね。
今年の大掃除はなんでこんなに大変なんだろう?と考えるに、7月に日本画展をやったので、日本画関係の道具類が増えたというか、復活したというか。
実際に絵のパネルも増えたんですが。
今年はよーく考えてみたら、小さなものも含め計5回の展示に出品したことになり、そりゃあ忙しいし、モノも増えるし、少々手つかずのものが増えたのも仕方ないか。
ちなみに5回というのは、
1月 レクトヴァーソギャラリーさんでのグループ展
3月 震災でCASUAL展は延期。
日本橋三越でレクトヴァーソギャラリーさんのプロモーションスペースでポストカードを出品。
5月 銀座煉瓦画廊さんで震災2か月後のチャリティ展。絵はがき「にほん」を出品。
7月 銀座煉瓦画廊さんで日本画3人のCASUAL展。
12月 銀座煉瓦画廊さんでArtでCHARITY展。
震災前の展示がすでに前の年のことのようですが・・。
先日年末のチャリティ展から帰る途中、歌舞伎座脇の文明堂さんをみて、震災直後を思い出しました。
3月16日の午後、少し風向きが良いという時に、まとめて用事を済ませるべく茅場町のレクトさんで打ち合わせをして、銀座煉瓦画廊さんに展示を延期して頂いたのでこちらもご挨拶しようと地下鉄の駅を降りて、手土産を買おうと文明堂さんに寄りました。
文明堂もこのときばかりは人気がなく、スーツの男性がひとりぽつんと接客していて、何となく薄暗いのが銀座とも思えず。。
ようやくお菓子を少し買って出ましたが、煉瓦画廊さんもやはり予定を変更して閉鎖されていたので、結局お渡しすることも出来ずに持って帰りました。
家に帰って三越のための絵はがきを大急ぎで刷って送り、大急ぎで荷造りして文明堂のバームクーヘンをそのまま旅行カバンに入れて翌日は友人と京都。
京都でものがたくさんあって明るいコンビニと、雪の降る中ライトアップされた清水寺を見て、心の底から安堵してしまいました。
東京は被災地ではないし、公に恐怖やストレスを訴えるのもむしろ憚られたけども、おそらく都市生活者ならではの隠れた不安と恐怖は街に充満していて、電車に乗っている人、バスに乗っている人が皆どこかおびえた目をしつつ、押し殺すような同調圧力があり、あれは本当に恐ろしかった。
新年が明るい年でありますように。
この一年変動のなか応援して下さった皆様、新たに繋がった方々、本当にありがとうございます。良いお年を!