穴八幡宮。

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先日ちょっと寄った早稲田で道に迷ったら綺麗な鳥居が見えたので。
穴八幡宮という神社。名前は見た覚えがあったけど、こんな駅のすぐそばだったんですね。
一陽来復のお守りで有名な神社です。
馬場下町交差点の脇にあって、すぐ下に交番。
鳥居の脇には流鏑馬の銅像、と非常にわかりやすいです。

なんとなく、徳川幕府由来の神社かなと思ったんですが、黒塗りに金装飾のせいでしょうか。実際徳川の将軍も何度も参拝していて、北方の守りとして大事にされていた神社のようです。周囲を見下ろす小高い丘の上にあって、境内は楠だと思いますが、立派な木が多いです。
それほど大きくはないのに、何だか活力があります。現役やる気まんまん(^^)

都内は神社だらけだなぁ。。

イタリア文化会館 SUONO ITALIA コンサート。

17日、18日とイタリア文化会館でコンサートを聴いて来ました。
イタリア貿易振興会の企画なんですね。イタリアの職人技が詰まった綺麗な楽器の展示と、イタリアの響きを楽しもうという贅沢なコンサート。

1日目はヴァイオリンにゲストのマッシモ・クァルタを迎えてビバルディの「四季」より夏、冬。二部はクラリネットとアコーディオンを加えて現代音楽。

2日目はガブリエーレ・ミラバッシ(クラリネット)&アンドレ・メマーリ(ピアノ)のデュオで「ミラマーリ」二部に高野麗音(ハープ)、最後に3重奏。

全体に軽やかで明るい演奏。
マッシモ・クァルタのヴァイオリンが繊細で軽快。
この方はきっといい先生なんだろうな。
他の楽器を全身で指揮しながらイタリアってこういうんだよ、ってちょっと重くなりがちな日本人奏者をひっぱり上げてる感じでした。

二部はお洒落ーな現代音楽で、指揮もお洒落ー。ロボットみたいに動く。
こ、このセンスはなかなか仕上げるのは難しいんじゃ・・?
人が揃えば凄く格好良くなりそうだけど。

で、それはそれで楽しんでロビーに出たら、ビュッフェパーティのご用意が整っていたのでした。なんと!しかもメチャメチャ美味しい~♪
モツァレラチーズがさすが!な美味しさでした☆
はあ、なんかいい日だったぞ。

2日目。昨日飛ばしてたクラリネットさんが、昨日の作曲者のピアニストとデュオ。
ああ、この二人だと丁度いいのね。非常に息のあった、楽しいデュオでした。
クラリネットってやっぱりちょっとはみ出して丁度いいんだな。

ハープは楽器自体がお姫様なのですが、何となく巫女系というか、古い物語に出てきそうな、、ピアノやソプラノのお姫様とは違う、ちょっと雰囲気のある女性が多いですね。
うちでゆっくり聴きたい。1枚CD欲しいな。

むろん2日目はパーティは無かったのですが、代わりにアンコールに応えてくれました。
楽しかった。

今回は抽選チケットだったのですが、聞くところによると、2日申し込んで当選したのはかなりラッキーだったようです。ありがとうございます。

ご連絡。

絵はがき、なかなか補充出来ずすみません。今日やっと用紙を買ってきました。
今しばらくお待ち下さい。
毎年クリスマスシーズンのギフト展、今年も決まりました。
今年は少し長めの12/16-12/23の8日間です
。売上金を一部チャリティとして、陸前高田市の古文書回収保存活動への支援金とします。

来年は辰年ですから龍モチーフ、考え中です。どうぞお楽しみに。

大野由紀子さんのクラシカル・ジュエリー展 銀座煉瓦画廊。

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DM作成のお手伝いをしたジュエリー展が開催中です。
イタリアゴシックな薫りのする、繊細で品の良いジュエリー。
石もどれも魅力的で、吸い込まれるような光でした。
これだけ厚みがあって、透明感のある石だと好き嫌いに関係なく、皆素敵・・。
会場ではジェイドにサファイア、アメジスト・・と目移りします。
右端のレース状のブローチ、手作業でレースを作るのだと聞いて、気が遠くなりました。
右下の指輪、吸い込まれるような石はアクアマリンだそうです。

DMの写真も非常に質が良くわかる、良い写真でした。
撮影は写真家の多賀谷敏夫さんだそうです。

明日17時までですが、ご興味のある方は是非お立ち寄り下さい。

DM二点。

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ハラダマホさんの展示DMを2点制作させて頂きました。
これから寒くなる季節に、こっくり暖かい色のDMになっております。

作っている間は残暑だったりするので、実は暑苦しかったりするのですが(^^;)、出す頃には丁度良いだろうと・・。難しい所です。
秋冬は、あれこれ見たい展示やイベントがあって困ってしまいますね。
11月の展示は駒場東大前の草堂さん。12月の展示は熊本の島田美術館です。
お近くの方、どうぞお楽しみに。

満月。

今日は満月。買い物に出たら、金色の月がどーんとあって、お見事。
夕方に洗濯物を取り込もうとして、ちょうど綺麗な夕日も見えたのですが、東と西にまん丸の天体を見る日もあまり無いんではないかと思います。

このまん丸いものを観た時に、まぶたに残る残像というのが日本の神仏のおおもとの姿ではないかと思います。
国旗に丸(太陽)を掲げている国って実はそんなに多くなくて、夜の星を掲げた国の方が多いと聞いたことがあります。確かに。。
多くの国の原始宗教は太陽信仰だと思うのだけど、このへんは不思議ですね。

根津美術館&井草八幡宮。

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根津美術館で始まった「春日の風景」展を観に行って来ました。
春日曼陀羅と呼ばれる軸物を中心に、奈良の宝物がゆったりとしたスペースで観られます。
春日曼陀羅、先日読んだ「アマテラス」を思い出しつつ、拝見。

本地垂迹説による神仏習合の図。
八百万の神は仏が様々な形をとって権現したものという。。
仏教が栄える時代に古来の宗教を融合させるための支配者の方便、という向きもありますが、本当の所は分かりません。
中世の文物には、神が祈りの最中や夢に現れて自身の本地(仏としての名前)を告げたという記録も多くあるようで、必ずしも寺や神社が理論で画一的に決めたものではなく、一修行者の体験から発した説話も多くあるようです。

そんな話を読むと、祈るものに合わせた形で神が現れるというのは別に普通のことなのかもしれないと、日本の神様の柔軟さを思うとそれもありかな、と思えます。

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こちらは地元の鎮守。井草八幡宮。
楼門だけみると大宮の氷川神社にも似ているんですが、雰囲気は全く違いました。
背の高い森に囲まれたお社で、ちょっと胎内巡りを思い出してしまいました。
深い谷底にあるようなイメージで、本殿も奥まっていてひっそりしています。
何となく一度いっただけでは気の引ける神社でした。

その他画像はフォト蔵さんにアップしました。

読書の秋。

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最近の読み物。
「日本の国宝、最初はこんな色だった」、手に取ったら面白そうだったので。
ぱらぱらめくるとかなり極彩色な復元図で、インドを思わせます。
極彩色といえば、、空海の風景。密教って極彩色ですよね。
以前途中まで読んで、放置してました。すみません。
今一度空海さんにチャレンジです。忘れているので、最初から読み返しています。
ついでに空海さん関連で欲しい写真集もあります。
そのうち買っていそうな予感・・。
電車に乗っている間だけの楽しみです。

尾見林太郎さん秋のコンサート。

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フライヤーを作成させて頂きました。
今回もあまりクラシックらしくなく・・軽やかなフライヤーになっております。
演奏は正統派クラシックですが。でもやっぱり軽快感はあるかな。

今回はベートーヴェンの「悲愴」、シューマンの子供の情景、リストの巡礼の年報と、私にも耳馴染みのある曲が嬉しいです。
リストのペトラルカのソネットは、前回にひき続きゲストにバリトンの手登根直樹さんを迎えます。柔らかく繊細なバリトンで、お二人のハーモニーも楽しみです。
もうそろそろ一か月前。これから追い込みですね。

チケット3500円です。
ご購入希望の方は尾見林太郎さんのサイトよりどうぞ。

10月になると。

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キンモクセイの香りがします。毎年10月に入ると同時に香りだす。
暑くも寒くもなくて、いい気候だなーと思う頃です。
今日の夕暮れは綺麗でした。ほっそりした月も覗いて、左上に飛行機も。
ほのかなピンク色が一瞬で消えて行きます。