書きまつがい。

ネット上で一番見るタイプミス。確率→確立、自信→自身のような気がする。
見ているサイトにもよるけど。
ネット上に限らず、先日活字になった本で自信間違いがあったのにびっくらしました。

最近のYOUTUBE。

最近クラシックに少し疲れて、昔の唱歌を時々ネットで聴いてみています。
言葉が少し古めかしくて、いかにも日本らしい揃った音。
先日ピアニストの内田光子さんが、日本語は粒の揃ったドングリ、と書いてらっしゃいました。
それはクラシック音楽には確かにハンデなのだけど、その美しさもあって、何か落ち着きます。

特に戦前のものが言葉が綺麗で好きです。
ふと小学校の校歌を思い出しました。東京の小学校の校歌は歌詞が七五調で、富士と桜が折り込まれていました。
私の通っていた小学校は昭和16年設立。
太平洋戦争直前に出来て、校歌は戦後まもなく作ったようなので、1~3番まで昔の唱歌っぽいけど、ぎりぎり軍国ぽさはなく。
作詞は西條八十・・超高名な作詞家でした。そうだったのか(今知った人)
校歌の作詞は数え切れないほど。その当時の人気作詞家だったんですね。

阿房列車を読んでいたら、鉄道唱歌が出てくるので、ちょっと気になって聴いてみたらこれまた調子が良くて駅ごとに旧所名跡(じゃなかった名所旧跡)まで勉強出来る。面白い!
これを昔習った大人は未だに思い出しながら電車に乗るんだろうなあ。いいなあ。

三千本膠。

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日本画で最も一般的な膠、三千本膠が製造中止になったそうです。
昨日画材屋さんで知りました。
以前から製造者がご高齢で、と聞いていたような気がしますが、大学時代からお世話になった者としては、えええ、とうとうそんな日が、って感じです。
やはりそこでしか作っていなかったんですね。。

大学の頃は三千本ではなく、鹿膠とかも使ってましたね。色が薄くて綺麗で固い。
(鹿といっても使っているのは牛なのだそうですが。)
最近はまた三千本の柔らかさが良いような気がして、使っていました。
今出ている技法書の類でも膠はやはり三千本が最も一般的なのではないでしょうか。
そして店頭の三千本はすっかり売り切れていました。
誰か買い占めたな・・。←乗り遅れた人。

代用品はあるのですが、やはり使い慣れたものですし、画材は繊細な違いがあるもの。ちょっと淋しいニュースだなあと。
でも長らく日本画を支えてくださった膠屋さん、お疲れさまでした。
長い間ありがとうございました。

ところで画材やさんでは、代替品として「京膠」というのを売っていました。三千本にくらべて色黒な印象ですが、煮詰めると透明度が増すとか。
・・煮詰めていいの?
膠は高温で煮ると接着力が落ちると大体の技法書に書いてあるのですが。
画材やさんが言うには、そんな事はありませんと。
・・そうかなあ??
私は電熱器で湯煎にしていても、お湯が煮立ってしまった膠はかなり接着力が落ちた印象があったのだけど。
理由は他にあったのかしら。誰か知っていたら教えて欲しい。。

今さらですが。

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どーん。お相撲さん 笑。

随分と大騒ぎですが、私は好きですよ。お相撲。

これは最近のではないけど、一昨年のArtGift展の為に作った小さなカードです。
一度しか生観戦したことがないのだけど、両国は楽しかった。
この頃はまだ朝昇龍がいて、強かったですね。
幕内の力士は皆風格があって、大迫力でした。

土俵入りや弓取り式も儀式がきちんと残っていて、ぴりりとします。
化粧回しも豪華で美しいし、私はどちらかというと勝負以上に様式的な美しさに目を奪われました。こういう文化が未だに興行として生きているのがむしろ奇跡的だと思う。
是非とも永く生き残って欲しいものですが。。

次の場所を楽しみになさっている方も多いでしょう。
早く再開出来ますよう、影ながら応援します。

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プログラムを作成しました。

明日は節分?ことしは旧正月と節分が重なるんですね。
ひとつ展示が終わって、溜まった仕事があれこれ重なったりで、ちょっと疲れが出てふわふわしておりまする。

で、下は今週末公演のプログラムです。一般的なマットコート135kgで白黒印刷にしましたが、なかなか質が良く、立派に仕上がっております。A3サイズのセンター2折です。
チケットは満員御礼とのこと。公演が楽しみですね。

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ちなみにチラシとチケットはこちら↓

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