最近のYOUTUBE。

最近クラシックに少し疲れて、昔の唱歌を時々ネットで聴いてみています。
言葉が少し古めかしくて、いかにも日本らしい揃った音。
先日ピアニストの内田光子さんが、日本語は粒の揃ったドングリ、と書いてらっしゃいました。
それはクラシック音楽には確かにハンデなのだけど、その美しさもあって、何か落ち着きます。

特に戦前のものが言葉が綺麗で好きです。
ふと小学校の校歌を思い出しました。東京の小学校の校歌は歌詞が七五調で、富士と桜が折り込まれていました。
私の通っていた小学校は昭和16年設立。
太平洋戦争直前に出来て、校歌は戦後まもなく作ったようなので、1~3番まで昔の唱歌っぽいけど、ぎりぎり軍国ぽさはなく。
作詞は西條八十・・超高名な作詞家でした。そうだったのか(今知った人)
校歌の作詞は数え切れないほど。その当時の人気作詞家だったんですね。

阿房列車を読んでいたら、鉄道唱歌が出てくるので、ちょっと気になって聴いてみたらこれまた調子が良くて駅ごとに旧所名跡(じゃなかった名所旧跡)まで勉強出来る。面白い!
これを昔習った大人は未だに思い出しながら電車に乗るんだろうなあ。いいなあ。