お箸のラッピング。

大黒屋 箸 ラッピング

草堂さんで売っている、大黒屋のお箸をラッピングしてみました。
これ、なかなか難題でして。

お箸が丁度入るサイズの箱や袋ってあまり無いんですね・・。
仕方がないので自作です。

エンボス状のボール紙は何て言うのか知りませんが・・世界堂で売っているので、ラッピングに便利なので数色常備しています。いろんな色があります。
パウンドケーキなんかはアルミホイルやラップで包んで、くるっとひと巻きしてリボンをすれば可愛いし、
段ボールみたいな味気ない箱だったら、箱にくるっと巻いてナチュラルなリボンをかければプレゼントっぽくなります。

今回は箱が無かったので、立体に加工。
接着剤で糊代を貼って、ホチキスで補強。丸くカットして折るところは、はさみの背で跡をつけて折ります。

大黒屋の箸 ラッピング

内側はボール紙に固定。
お箸だけだとちょっと淋しいので、落雁みたいな箸置きをセット。
こちらは阿佐ヶ谷の「土の記憶」で購入。
目打ちで穴を開けて、ボタン付けのように糸で縫います。
シルクのしつけ糸はするするして結び目が緩むので(←やってみて失敗した)、普通に綿の糸が良いようです。

こちらは長寿のお祝いに、ご夫婦にささやかなプレゼントです。
職人さん手作りの箸はちょっとしたギフトにいいですね。
自分ではなかなか買わないけど、貰うと嬉しいものかなと。すぐに使わなくても場所もとらないし。
箸置きも鶴亀とかにしたら良かったかも・・。

おまけ。

先日食器を洗っていたら、何故かシンクでおぼれていたてんとう虫。
一応ラッキーシンボル。このあと外に逃がしました。

天道虫

ベートーヴェン 交響曲第7番。

・・が朝から頭の中で鳴っているので、CDをひっぱり出してみました。

うちのはピアノ協奏曲第5番「皇帝」と交響曲第7番のセットです。
ピアノはワイセンベルク。指揮はサバリッシュ。
どちらもノリノリのイケイケ。

はースッキリした。
誰かカラヤンの持ってないかな。
カラヤン&ワイセンベルクが聴きたいです。今度借りてこよう。

追記。いろいろ聴いていたら、7番はクライバーがぐっときました。
以前聴いていいなと思ったのもクライバーだと判明。
ということで、クライバーを友人に借りる約束です^^

使い込んだ手ぬぐいの経年変化。

和イラスト 手ぬぐい

梅雨らしい雨が続きますね。
近々草堂さんで、オリジナルデザインの手ぬぐいを販売する予定です。

こちらの画像はそれとは別で、5年前に別のお客様のために作成したものです。
左が新品。右が5年使い込んだもの。

全体はこちら。
和田奈月 江戸手妻手ぬぐい

和田奈月さんは江戸手妻(日本古来のマジック)を現代に引き継ぐ手妻師さん。その記念公演用の手ぬぐいとして作成したもの。
月が付く名前の奈月さんのパートナー、うさぎを鳥獣戯画の画風でもって、さらに北斎漫画の江戸手妻をドッキングして作成したという・・なかなか凝った柄なのです。

5年間使った手ぬぐいは、かなりくたびれていますがまだまだ現役。
柔らかくて吸水性も良く、色も服に合わせやすいので出番が多い手ぬぐいです。

和イラスト 手ぬぐい

こちらは新品のまま保存してあったもの。
比べると少し色が派手です。使っていない手ぬぐいの縁はこんな感じです。

和イラスト 手ぬぐい

手ぬぐいは数回洗うと端からほつれてきて、だんだんにふさふさになって、このへんで落ち着きます。
新品の手ぬぐいもぱりっとしていいですが、使い込んでいくうちに柔らかくなった手ぬぐいもまた愛着がわきます。

草堂さんの手ぬぐいも同じ染屋さんにお願いしました。
布の質もよく、細かい柄もいい感じに染めてくれます。
お手元で長く使い込んで頂けたら嬉しいです。

出来上がりましたらこちらでもお知らせします。
どうぞお楽しみに!

見かけた人。

baloon

先日地下鉄でみかけた人。
スカートがね、まさにバルーンでおっきいのです。
かさばるのでエスカレーターで後ろの人がはみ出てしまうくらい。
足はおっきいレースのストッキング。

衣装なのか?コスプレなのか?それともただのお洒落なのか??
でもなんか可愛いのでいいと思います^^

すみわたらむ 展示会の大判DM作成。

すみわたらむ 展示DM

同級生の天内純子さんのDMを作らせてもらいました。
センター二つ折で、左側が表紙になります。

木彫の古川葉子さんとの二人展。
会場は鎌倉の古民家スタジオ イシワタリ。

ワークショップやイベントなど内容も多いので、二つ折りの変形サイズDMになりました。
印刷上はB6変形ということになります。
幅は長3形の封筒にすっきり納まるサイズになっています。

すみわたらむ 展示DM

イシワタリはオーナーが写真家さんなので、DMの作品写真も現地でオーナーさんが撮影されたもの。
年月を経た木の家は絵になりますねー。

用紙もアラベール紙を使って、ちょっと和風。
全体にしっとりした水を感じるDMになりました。

素敵な会場&作品なので、私も鎌倉まで出かけてみたいと思います。
お近くの方はぜひ。

天内純子×古川葉子 二人展
2016.7/1(金)-7/10(日)
11時~19時 古民家スタジオ イシワタリ

N響定期公演 フランソワ・ルルー

N響定期公演

美大仲間に、是非聴いて!ちょっと無理してでも聴いて!と強硬におすすめされて、さくっと聴いてきました(別にチケットをくれるわけではナイ。一緒に行こうというのでもナイ。)
オーボエのフランソワ・ルルーが素晴らしいってことで。

・・いや確かに凄かったです。
3階から見ていると、おもちゃ箱の中から飛び出してきたみたいなキュートな姿で、吹きながら魔法をかけているようでした。
ルルーが入っただけで、N響の音がおされなフランス風味に。
超絶技巧だけどとにかく楽しそうで、お洒落で。

NHKホールでは音があまり響かず、ちょっと残念ですが、1500円の3階席じゃ仕方ないか。
秋のレ・ヴァン・フランセ公演、聴きたくなりました。

その後大学の教授の個展に寄って帰宅。
どちらかというと室内楽とかピアノソロが好きでオケはあまり聴かないのだけど、たまにはいいですね。

お茶

日曜のお茶。なんか習慣化している。
この豆大福はイマイチ・・。

小千谷縮に鉄線の帯で深沢 潺画廊へ。

土日しかやっていない、という同級生の展示を観に、潺(せん)画廊へ行って来ました。
仏淵静子展、今回もそこはかとなくアブノーマルな空気が漂っておりました。
切り詰めた表現が和空間にしっくりきています。

駒沢大学深沢キャンパスの裏で、広い敷地に素敵なお庭と素晴らしい建築の画廊さんです。
古い日本の、贅を凝らした造りで、ここに着物着て行かなくてどこに行くの?という場所。
なので、蒸し暑いですけど着物です。

最大限涼しく、小千谷縮に麻の帯。襦袢も麻。帯枕もへちま。でも暑いよ^^;
あ、6月になったので絽は解禁ということで、半衿と帯揚げは絽になりました。

小千谷ちぢみコーディネート

冬にこれっと見つけて即決した小千谷縮、古い生地みたいで袖幅はぎりぎりで、肩幅は広めです。
その分身幅も大きくなっていますが、これを小さくすると身幅と肩幅の差が大きくなり過ぎるので、あえてそのままに。
単衣は多少幅大きめでも問題ないです。

小千谷縮に麻帯コーディネート

帯もお気に入りの鉄線です。
白い三分紐に帯留めはメノウ。
日傘や草履も白系でさっぱり。

おまけ。週末のお茶。
最近大福が多い(←危険)

お茶 松田路子の皿

熊本のお菓子とお茶で。ハラダマホ「ファイバー」

ハラダマホ カップ 浜野まゆみ 角小皿

ハラダマホさんの筒状カップは「ファイバー」というのだそうです。
勝手に「羽衣」と呼んでおります。

シックな柄なので、和風にもあうようです。

熊本から頂いた新茶と、くまもんのお菓子。(胡麻太鼓)でお茶の時間。
香ばしいの好きです。ありがとうございます!
角皿は以前草堂で購入した浜野まゆみ。松竹梅の柄が2枚続きになっています。

さて、今日は表参道で打ち合わせ。行ってきます~。

草堂さん祝開店。

浜野まゆみ 紫陽花木瓜皿

ハラダマホ カップアンドソーサー

2月から準備を進めてきた草堂さん、6月6日の今日開店です!
というか、今朝アップしたのに浜野まゆみ売り切れてるし。。
いやはや。凄いです。
ショップはカラーミーのテンプレートを土台にごくシンプルにアレンジしています。
おかげでカラーミーの仕組みがだいぶわかってきました(^^)

他にもハラダマホ、シマムラヒカリ、石畑哲雄、大黒屋の箸、、と店主の熱意を感じるセレクトになっております。
おまけにミライ・デザインの絵はがきも置いていただいております。

よくあるショップと違って、お洒落なライフスタイル演出の一部としての器ではなく、店主がとことん気に入ったものを集めた、ぱっと見かなりばらばらだけど、モノへの愛と情熱を感じるセレクトショップです。
器好き、焼き物好き、とにかくいいモノが好き、な皆様の心をつかむことと思います。
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カラバッジョ展 上野 西洋美術館。

DSCF9034

続けて会期終了も近いカラバッジョ展。
こちらももちろん混んでいます・・が、ちょっと前のダ・ヴィンチ(江戸東京博物館)ほどではない。

絵も大きいので少し遠くからでもしっかり見えます。
上手に隙間を探せばひょいひょい見られます。

思ったより点数もあるし、カラバッジョの中でも日本人向けの作品を厳選している感じです。
うちにあるでかい画集を見ながら思いました。

そして各所にある裁判やら、揉め事の記録がすごいですね。
しょっちゅう人と揉めては争っていて、本当に激しやすい性格だったんだなと。
激しやすい人は大体その後がっくり落ち込むわけで、多分自分の精神に短い一生を振り回された人。
でも殺傷沙汰を起こしたあとの、絵がまたいいという・・。
で、そのたびにパトロンが奔走して何とかかんとか。

こういうタイプは現代ではないなあ・・。

ところでカラバッジョって名前じゃなくて地名だったんですね。
ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジオ
ミラノに近い村の名前らしいです。ダ・ヴィンチと同じで、カラバッジョ村から来たミケランジェロ・メリージ。
でもミケランジェロでは他と被るので、カラバッジョが通称になったのだと思います。
ダ・ヴィンチというなら、ダ・カラバッジョと言うべきかも??

さて、次は7月の妖怪展(江戸博)を見たいのですがね。
もう土日はやめよう、と心に誓いました^^;