ピアノ教室の発表会プログラム。シンデレラの童話をモチーフに

シンデレラ イラスト

いつもプログラムを作成させていただいている、小百合会ピアノ教室さんの第36回発表会プログラムです。
ここ数回童話のモチーフで作成しています。
前回はおやゆびひめでしたが、今回はシンデレラをモチーフに。

小さな女の子が多いお教室ということで、やっぱり皆お姫様が好きだとのこと。
期限付きの魔法の世界なので、魔法のきらきらと儚さを感じる微妙なカラーリングです。

ハツカネズミはカボチャの馬車の馬になり、灰色ネズミは御者に、トカゲは従者になります。
(一番器用そうなのでピアノを弾いてもらいました。)

いつもの男の子と女の子も舞踏会仕様で。

シンデレラ イラスト

プログラム中にも幾つかイラストが入ります。
小さな生徒さんたちの記憶に残るプログラムになればと思います。
発表会ももうすぐですね。皆様の演奏に素敵な魔法がかかりますように。

アートフェア東武2023 カタログを作成しました。

アートフェア東武カタログ

今年もアートフェア東武の販促物を作らせていただいております。
例年折パンフレットを作成していましたが、今年は16ページのカタログになりました。
3月はとっても忙しかった・・。

毎度イベントらしい楽しいテーマがあるこの展示企画、今年はアートの洛中洛外図です。
各所のイラストは美術画廊の方の力作です。

本文中にも金雲を入れてます。
結構この形をそれっぽく作るのも難しいんですよね。
ただのもくもく雲では無いという。。

日本画も洋画も骨董もなんでもありで、なかなか楽しいカタログになっていると思います。
アートの祭典にどうぞお出かけください。

「実践 弾き歌いのためのピアノ教本」イラスト作成。

実践 弾き歌いのためのピアノ教本

教本のイラストを描かせていただきました!
保育士・幼稚園教諭を目指す方のための「実践 弾き歌いのためのピアノ教本」(カワイ出版)
こちら出来上がった本です。
表紙は以前ピアノ発表会のプログラムのために作成したお花のピアノイラストを使っております。

実践 弾き歌いのためのピアノ教本

本文にもイラストが随所にあって、絵で見て直感的に理解することができます。

実践 弾き歌いのためのピアノ教本

保育士や幼稚園教諭にはピアノは必須ですが、大学生や短大生になってからピアノを初めて触る方も多いそうで。
基礎のほとんどない方にもわかりやすく、効率的に必要な技術が身につくよう考えられています。
確かに、既存のピアノ教本というのは5歳くらいの子供にピアノの基礎から教えるために出来ていて、大学生くらいの学生さんがとにかく在学中に現場で困らない程度に楽譜が読めて、弾き歌いの技術を身に着けられるようには考えられていないのですよね。

実践 弾き歌いのためのピアノ教本

この本はそういった学生さんを多く指導されてきた現場の先生が考えた、とても実践的な内容だと思います。
必要とする方の手元でお役に立てばうれしいです!

カエライフ 12星座占いのイラスト。

車 人物 イラスト

こちらでご紹介するのが遅れました。
webマガジン、カエライフの12星座占い
またまた占いイラストを作成しました。

車 人物 イラスト

カエライフは「クルマを通じた豊かなライフスタイルを提案するウェブマガジン」なので、
今回の占いイラストはそれぞれの星座に合わせてクルマが入っております。

車 人物 イラスト

そういえば小学生のころ車を描かせるとやたらに上手い男の子がいたなあ。。
私は子供のころから絵が好きで、かなり上手なほうだったと思いますが、車や機械などの無機質なものにはあまり興味がなくて、やはり乗り物が大好きな子がそれを描いたら敵わないな、と思ったのを覚えております。
うちの兄もレゴで戦艦とか作らせたら上手かったですね。。

そんなわけでいまだに車の免許すら持たず、特に乗り物が得意でもないのですが、その機能美のようなものは感じられるようになり、その中に美しいデザインや可愛いデザインがあるのも多少なりと分かるようにはなりました。
感性も広がるし、育つのですねえ。

というわけで、私的に気に入ったクルマをたくさん入れて描いております。
今期の占い、どうぞお楽しみください。

元興寺でスケッチ。

春日大社の後は国宝殿で屏風などを観て、元興寺へ。
後の予定を考えていなかったので適当なところで降ろしてもらったのですが、ここはひっそりしていてとても良かったです。
もともとはとても大きなお寺で重要文化財級のものがごろごろあるのになんとなくさびれているという。。
読んでいた本によると明治の廃仏毀釈で大きな打撃を受けたのがこのあたりのお寺だとか。
聖徳太子の2歳像とか、ここのが一番良いですね。
なのに蛍光灯の資料室でガラスケースにいれてあるだけ。あああ、勿体ない・・。

今回は旅程がほぼ一人旅で、前後も余裕なく、スケッチもしたいというわけで着物は封印です。
でもフォーマルなワンピースにヒールでスケッチしているのもちょっと妙な人だったかもしれません。

桜もキレイだけど描いたのは椿。
なぜか奈良の椿は東京のより絵になる・・。ずるい。

スケッチし終わってお寺を出たら、休んでいた海外の方々もぞろぞろと付いて出てきて、わざわざ『君とっても才能あるね!』と声をかけて頂いたので『有難う!』とにっこり返しました。スケッチ中に声をかけないのがなんだか奥ゆかしいですね^^

宇治 平等院鳳凰堂

奈良に行く前に、途中下車で宇治に寄りました。
10円玉でおなじみの平等院鳳凰堂。
超有名な建物ですが、初めて行きました。

こんな大きなランドスケープだったのか。
なかなか新鮮でした。
奈良線では稲荷で降りる人も多かったので、伏見・宇治をはしごする人も多いのかも。
インバウンドに人気なのも頷ける景観です。

境内の桜も宇治川沿いの桜も満開です。


残念ながら世界文化遺産 宇治上神社はすでに営業終了。
外からお参りしました。

今回宇治に行こうかなと思ったのはこちらの雲中供養菩薩に心惹かれたので。

実物とてもよかったです!

これが当時は極彩色だったんだなーと想像がつかないんですが。。
多くの仏師がかかわっているらしく、顔も体つきもかなり個体差がありますが、私のお気に入りはこのあたり。

なぜかちょっとしたものが絵になる京都。
うーん。毎日絵が描けそう。

奈良に行ってきました。燈籠の奉納。

いろいろ仕事のご紹介もたまっていますが、まずは旅行の記録から。
久しぶりの春日大社に行ってきました。
写真は朝静かなうちにお参りした若宮様。
春日大社の本殿の4柱の神様の御子神様ということですが、先ごろご造体でリニューアルされたばかり。
綺麗になったお宮です。
毎年12月に行われるおん祭りの主役でもあります。
手前の椿がもう花は終わりなんですが怖いような迫力がありました。

今回の参拝は昨年知人の奉納する燈籠デザインをお手伝いしたので、燈籠の奉納式を見届けに。
真新しい金色の燈籠が釣り下がりました。

デザインは知人のお嬢さんがフランスはリヨンに嫁がれたので、日本の奈良とフランスのモチーフを入れています。

↑左はリヨンの有名なノートルダム大聖堂と名産のワインになる葡萄、右は春日大社の宝物にある兜と梅。

↑春日大社の鹿と藤、右はリヨンのこれも歴史的な絹織物と桑の木です。下の窓にはリヨンの市の紋章が入っています。

この4つの面は春の藤、夏の桑、秋のブドウ、冬の梅で四季になっています。

屋根や窓の部分には西洋の伝統的なアカンサス文様をアレンジしたモチーフを入れました。
アカンサス模様は西洋から中東を経てアジアでは唐草文様に変化しました。
西陣織などにもリヨンの絹織物から取り入れられた柄があり、東西に繋がる柄です。

かなり特徴的な屋根になりました。
燈籠の長い歴史の中に自分のデザインしたものを仲間入りさせていただけるのもなかなかない機会です。。有難いことです。