岐阜の長江洞画廊さんの日本画展DMです。
日本画の重鎮の先生方の企画展、ということで、渋いけど豪華に。
アラベール紙が和紙っぽい質感で、日本画らしくしあがりました。
画像は大嘗祭のための屏風も描かれた、土屋禮一先生です。
桜の季節ではないですが、土屋先生の色はどことなく記憶の奥深くの桜、という感じがあるので、宛名面にも桜の影をいれました。
誰かの記憶の中の風景として、感じとって頂ければと思います。
感染防止対策をしつつ、10月の展示です。
地元の方に楽しんでいただけますように。
ハラダマホさんの新作展のDMが出来ました。
のどかな南房総のギャラリー、free style furniture DEWでの展覧会。
楽しみにされている地元の方も多いことでしょう。
今回は「ウィーン発」という名前の付いた、ちょっと渋い色合いのカップ&ソーサーを使うことになりまして、ウィーン感をどこに出すか?頭を悩ませた結果、かなり世紀末ウィーン成分が多めに仕上がったと思います。
ソーサーの柄が並ぶと面白く、片方をケーキ皿に使わせてもらいました。
レトロなロールケーキは西荻窪のこけし屋さんの定番品です。
ウィーンならデメルのザッハトルテ?とも思いましたが、ハラダさんの器のちょっとレトロな色合いは可愛いケーキのほうがいいかなと。
今回も新作が楽しみですね。
コロナや台風の合間に、ほっとする空間でご覧になって頂けたらと思います。
自分の展示準備も佳境ですが、人様の販促物も作っていたり、です。
こちらも展示期間が近いのですが、池袋東武での企画展ポスター等。
上は大きなB1サイズ。
珍しい写実的なピカソが目を引きます。
マリーテレーズを描いたこのデッサン、いいですね!
ピカソは凄いけど、欲しい、って絵は少ないですが、これは欲しくなってしまう魅力があります。いえとても買えませんが。。
A3を二つ折りにしたフライヤー。
余白をたっぷり取って絵が綺麗に見えるように配置してます。
B3のポスターは館内掲示用です。
私もよくエスカレーターの脇に貼ってあるの見てチェックするので、ここで興味を持ってもらえるとうれしい。
ピカソを見るためだけでも池袋に行きたいところ。。後半行けるかなー。
美術館で絵をみるのもいいですが、デパートはこういう絵が間近に見られるわけで、しかもお金があれば買えるわけで。。
以前知人に聞いた「絵の楽しみ方」というので、「買うつもりになってみる」というのがありました。
これを自分の部屋に置いたらどうだろう?とか、自分の部屋でダメならどんな空間に飾ったら素敵だろう、とか、空間ごと妄想してみるのもいいです。
デパートで販売される絵は、描き手にとっても「誰かの部屋に飾ってもらうための絵」なわけで、ある意味とても正しい楽しみ方かも、と思います。
手の届かない美術品を見るのとはちょっと違うスタンスで、何となく見ていた絵が、特別に感じられるかもしれません。