ローズガーデン。

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ローズガーデンでのコンサート、行って来ました。
今年は例年より寒かったのか、5日程度開花が遅れているそうで、いつも咲き始めの薔薇がさらに少なく・・ようやくぽつりぽつりと咲き始めたところでした。
確かにお天気も荒れる日が多かったので、薔薇もまだ安心して咲けないのかも?
スケッチも楽しみだったので、少し残念。

楽しみにしているお客様は増えているようで、既に満席の回が多いそうです。
心配したお天気は終日晴れて、空気もさわやかでした。
尾見林太郎さんのピアノと、城戸春子さんのチェロでジョイントコンサート。
尾見さんは昨年末に指の腱を切った怪我から復帰後初のコンサートでしたが、リストの「ダンテを読んで」の大曲を聴かせてくれました。
昨年秋のコンサートでメインの曲だったので、空白期間があるとはいえ良く練られて聴き応えがあります。
ぐんぐん空を昇っていくような飛翔感、黒雲のような不安の描写、きらきらとしたエンディングのまばゆい輝きと、サロンサイズのピアノの方がスケール的に間に合わない感じで、大きな会場でフルコンサイズのピアノで弾いたらまた響きが格段に違うのでは・・と欲が出ます。
城戸さんのチェロはサロンコンサートの王道を行く軽やかな名曲ナンバーで、室内楽らしい優雅なプログラムでした。

足が完全に治ったころにまた薔薇も描きに行きたいなと思いますが、新宿御苑あたりの薔薇になるかもしれません。。