最近の読書。

120629[1]

最近通勤読書にしている高峰秀子シリーズ。
まずは「わたしの渡世日記」ですね。上下2冊、面白いので勢いで読めます。

他のエッセイや対談は、この渡世日記をポイント的にクローズアップしたものなので、基本的には渡世日記に触れられている内容を少し引き延ばしたり、少し違う角度でスポットを当てたもの。
でも繰り返し語られる内容は、なんとなく年配の方が繰り返し語る昔語りを聴いているようで、彼女の人格と相まって往年のファンではなくても親しみが湧きます。
何度も書かれるエピソードは高峰秀子の中でこれが無くて私は語れないというキーストーンだったんでしょうね。

これを読むと古い映画が観たくなります。