明けましておめでとうございます。

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今年の年賀状は官製の年賀はがきにプリントしました。
最近のはがきはなかなか質が良く、発色良くプリンタで紙詰まりもしません。
やるなあ日本郵便。

伊万里の赤玉の文様って一度描いて見たかったんですね。
私はこの柄、現代の作家さんのオリジナルだとばかり思っていました。
すごくモダンで華やかで可愛い。こういう器欲しいなあ。という年賀状です。
あ、中に数枚辰の年賀状セットも使ってます。
違う柄が来たという方はアタリだと思ってください(^^;)。

本年もミライデザインをどうぞ宜しくお願いいたします。

大晦日。今年も一年ありがとうございました!

大掃除がやっとこさ(とりあえず)終了。
昼間はとても暖かい一日でしたが、夜はその分冷えますね。
今年の大掃除はなんでこんなに大変なんだろう?と考えるに、7月に日本画展をやったので、日本画関係の道具類が増えたというか、復活したというか。
実際に絵のパネルも増えたんですが。
今年はよーく考えてみたら、小さなものも含め計5回の展示に出品したことになり、そりゃあ忙しいし、モノも増えるし、少々手つかずのものが増えたのも仕方ないか。

ちなみに5回というのは、
1月 レクトヴァーソギャラリーさんでのグループ展
3月 震災でCASUAL展は延期。
日本橋三越でレクトヴァーソギャラリーさんのプロモーションスペースでポストカードを出品。
5月 銀座煉瓦画廊さんで震災2か月後のチャリティ展。絵はがき「にほん」を出品。
7月 銀座煉瓦画廊さんで日本画3人のCASUAL展。
12月 銀座煉瓦画廊さんでArtでCHARITY展。

震災前の展示がすでに前の年のことのようですが・・。
先日年末のチャリティ展から帰る途中、歌舞伎座脇の文明堂さんをみて、震災直後を思い出しました。
3月16日の午後、少し風向きが良いという時に、まとめて用事を済ませるべく茅場町のレクトさんで打ち合わせをして、銀座煉瓦画廊さんに展示を延期して頂いたのでこちらもご挨拶しようと地下鉄の駅を降りて、手土産を買おうと文明堂さんに寄りました。
文明堂もこのときばかりは人気がなく、スーツの男性がひとりぽつんと接客していて、何となく薄暗いのが銀座とも思えず。。
ようやくお菓子を少し買って出ましたが、煉瓦画廊さんもやはり予定を変更して閉鎖されていたので、結局お渡しすることも出来ずに持って帰りました。

家に帰って三越のための絵はがきを大急ぎで刷って送り、大急ぎで荷造りして文明堂のバームクーヘンをそのまま旅行カバンに入れて翌日は友人と京都。
京都でものがたくさんあって明るいコンビニと、雪の降る中ライトアップされた清水寺を見て、心の底から安堵してしまいました。

東京は被災地ではないし、公に恐怖やストレスを訴えるのもむしろ憚られたけども、おそらく都市生活者ならではの隠れた不安と恐怖は街に充満していて、電車に乗っている人、バスに乗っている人が皆どこかおびえた目をしつつ、押し殺すような同調圧力があり、あれは本当に恐ろしかった。

新年が明るい年でありますように。
この一年変動のなか応援して下さった皆様、新たに繋がった方々、本当にありがとうございます。良いお年を!

銀座煉瓦画廊さんでのArtでCHARITY展、無事終了しました。

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今年もクリスマスを前に無事終了いたしました。
これが終わるとほっと一息で急に年末が現実に迫ってくる感じです。
今年はDMを出すタイミングを逃し、会期直前にぱらぱらとお送りしたため、あちこち穴があるんじゃないかとか微妙に不安ですが。
寒い中、また年末のご多用の中ご来場いただいた皆様、ありがとうございました!
お陰様で、今回も陸前高田市の古文書研究会へ、皆様の支援をお届けすることが出来そうです。

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終了しました。

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茅場町レクトヴァーソギャラリーでの展示が終了しました。
こんな真っ白い箱にスクウェアの絵がならぶ、不思議空間でした。
白すぎてカメラの露出が合わない・・。
後日ニュースページに改めて画像を上げるつもりです。

外界から切り離された空間が、面白い所でもあり、難しい所でもあり。
特に夜にいらしたお客様には目がくらくらする、という方が多かったです。
空間自体は外光は入らないので変わらないのですが、外の明るさによって目が慣れるのに時間がかかるようです。
この中は重力が弱いんじゃないか、とふと思うような浮遊感があるので、全面に水の絵とか、吸い込まれるような構図の絵を配置するとか、立体を使ったインスタレーション的な企画も面白いかもしれませんね。

くらくらする、ということは視覚によって身体的感覚が惑わされるということですね。
絵は本来視覚のマジック的な要素がありますから、自分の足下が危うく感じるのも時には日常の重力の枷を外す意味では面白いかもしれません。
そんな可能性を孕んだギャラリー空間でありました。

今回は日本画で、と思っていたので、小さな画面に苦戦しつつ、出来るだけシンプルに自然に、絵の具の素材が生きる画面をと思って制作しました。
久々の岩絵の具で、少し弱いかなと思うところもあり、、次の煉瓦画廊さんではもう少し大きめの絵で遊んでみたいと思います。

ご来場頂いた皆様にはエレベーターが無かったり、作者が居なかったりで、何かとご不便をおかけしましたが、そんな空間を楽しんで頂けたら幸いです。ありがとうございました。

あけましておめでとうございます。

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本年もどうぞよろしくお願い申し上げます!

寒波厳しい正月に寒い年賀状ですみません。。
ちょうどこれを作っていた頃は暖かくて乾燥していて、ビタミンが欲しい気分だったんですよう。。うさぎの絵はがきに入っている林檎うさぎの色違いです。

あ、中に別の年賀状の方も数人いらっしゃいます。↓

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昨年のギフト展の商品として作った官製はがきのワンポイント年賀状ですが、試しに自分で使ってみました。
これが結構使いやすいです。文字を書くならこのぐらいの余白は綺麗です。
今年も作るかどうかはわかりませんが、自分用にはこれもいいかも。

今年は1月と3月に展示の予定です。
内容はかぶってくると思いますが、会場の雰囲気が全く違うので、その辺りを楽しんで頂いても面白いかもです。

1月はストイックな白い空間に小品各3~5点。4人での展示です。
そういえばテーマを聞かれたのですが、私的テーマは日本画で描くイラスト?

古本屋で古い雑誌を観ていると、表紙を描いているのが、意外と有名な日本画家であったり、油絵家だったりするのです。
「婦人之友」とか、「週間朝日」とか。
「今日の料理」はわりと最近までそうだった気がします。

今ならイラストレーターが描く所ですが、当時はイラストレーターという職業が今ほど確立されていなかったのでしょうね。
小野竹喬や福田平八郎、小倉遊亀、山本丘人、堀文子といった著名な日本画家が意識して少しイラスト的な、軽いものを描いているのが面白いなと。そんな路線を目指しております。

◆Graphic art exhibition vol.29
~新世代グラフィックスの新潮流~
会期:2011年1月24日(月)~1月29日(土)
※日曜・祝祭日休廊
時間:平日13:00~19:00 
※土曜日(最終日)は13:00~16:30

参加クリエイター:
Matsu★Bockrin
http://bockrin.exblog.jp/i8

原明美
http://akemiha.com/

桑田まゆこ
http://amoreiras.exblog.jp/

イシバシミキコ
http://www.miraiko.com/

会場:レクトヴァーソギャラリー
http://www.recto.co.jp/verso/

◆CASUAL展 vol.2 ※会期変更となりました
会期:2011年7月21日(木曜)~7月27日(水曜)
会場:銀座煉瓦画廊
参加作家:イシバシミキコ/小島 健司/林 牧