昨日打ち合わせに出かけたついでに銀座に寄って、ギャラリーと美術館へ。
岩佐又兵衛の「源氏物語 野々宮図」がポスターになった企画展。
チラシをどこかで入手してから、クリアファイルに挟んで机の上にもろもろ進行中の書類と一緒に積んであったのですが、このチラシの端が目に入るたび、「なんだこりゃ、超絶技巧・・!」と毎回びっくりするのです。
チラシの端だけでこの威力。
岩佐又兵衛只者じゃありません。
源氏の服の柄みているだけで気が遠くなります。
同じシリーズの「官女観菊図」のほうは山種美術館で何度か見ているのですが、こちらは初めて。
官女の華やかさはありませんが、これもじわじわといいです。
あと展示の最初にあった三点。「和漢故事説話図」の須磨、夕霧、浮舟。
これはもはや漫画なんですが、ちょっと他の作者にはない臨場感がありありで、いい絵でした。
展示自体は源氏物語に特化しているので、お話の解説を読んでいたのですが、いつもの通り途中からわけがわからなくなり、寝不足もあってくらくらしてきて諦めました。
あさきゆめみしを読んだほうがいいかもしれない・・。