暑い長い夏が終わりましたが、なんだか湿度の高い秋です。
着物は湿度が高いと厳しいのですが、昨日は雅楽奉納の会にお呼ばれしたので、友人と一緒に着物で参加させて頂きました。
藤紫の色無地に、菊と御所車の染帯です。
頂いた写真を一枚。
麻布の禅寺曹渓寺にて。
お寺の開創400年と、平家物語に語られる山内首藤俊通公の864年遠忌に合わせ、雅楽を奉納する会でした。
立派なお寺です。
出演は俊通公の子孫のご当主と、当代きっての雅楽奏者の三方。
龍笛、篳篥、笙を中心に琵琶や箏、謡もあり、紅葉賀もかくやという演奏でした。
うーん。やはり西洋音楽では表現できないものがあるなあと思います。
ずっと聴き続けていたいような、天上の音色でした。
久々の着物で蒸し暑さが応えましたが、なかなか無い機会、思い切って用意してよかったです。
もう少し湿度下がらないかなあ。。