ローズガーデンでスケッチ。

Dr.本間ローズガーデン

今年もワンハンドレッドヒルズの本間邸ローズコンサートに行って来ました。
尾見林太郎さんのピアノと城戸春子さんのチェロ。

尾見さんの平均律/バッハがとても良かったです。
直前にプログラムに加わっていて、大丈夫かなと思いましたが、これが一番でした。
ピアノと曲の相性もあるのだと思いますが、音も一段と澄んでいて、かつ重厚で、違うピアノを弾いているようでした。
すごい集中力。
音楽家はその曲の「旬」があって、早すぎても危ういし、弾きこみすぎても盛り上がりに欠けたり、なかなか調整が難しいなあと思いますが、ダイレクトにピアニストの気持ちを反映した生演奏は録音には無い楽しみです。
あ、アンコールのトロイメライも生演奏ならではの面白さで、「月光」が終了した後のざわざわっとした会場の雰囲気が、だんだんに静まって引き込まれていくのがわかり、それにつれて音も伸び、会場全体の空気が変わる臨場感が楽しかったです。

城戸さんも、バッハ、シューマン、ブラームス、と選曲が被ってました。
ブラームスのチェロソナタ2番を丸ごと演奏してくれました。
この曲、デュプレとバレンボイムの印象が強くて、甘ーい恋人同士の印象なのですが、女性二人だとそこまでべったりでなく、さらりと聴かせてもらいました。

今年は例年より花が早く、6月の薔薇はすっかり散り際。
上の白いバラも朝描いたら、夕方には散ってしまいました。

薔薇のスケッチ

こちらのバラも夕方には花がしぼんできましたが、ぎりぎりまでスケッチ。今回は時間も少なめ。

一重のバラは好きですが、花の寿命が短いのかもしれません。
まだ蕾はたくさんありました。

スケッチする場合、花よりも大事なのは、茎や葉、蕾だったりします。
葉の付け根や、とげ、蕾のガク、若葉なんかを描いておかないと後で困るのです。

なので、どちらかというと蕾に力点をおいたスケッチ。

今回もホルベインのパレットを持っていきました。コンパクトな優れもの。
小学校から使っていますが、よく考えてみたらもともと父のお下がりだったような・・。
相当年季が入ってます。
錆が出ているので、新しくしてもいいですが、まあもう少し。

ホルベイン透明水彩スケッチパレット

一夜明けて、左腕が痛いです。
やっぱりイーゼル買おうかなー。細くて軽いスケッチ用。

足も痛いです。
楽でお洒落なヒールが欲しい。。