根津美術館 「はじめての古美術鑑賞」

昨日は表参道まで行ったので、打ち合わせの後根津美術館へ。
「はじめての古美術鑑賞」
http://www.nezu-muse.or.jp/jp/exhibition/index.html

基本的には水墨画と箔の技法解説など。
メインは四季草花図屏風 喜多川相説筆

この絵は屏風になって初めて生きる構図ですね。
そのままだとやたらに長いすやり霞の水平線が入って、水平方向が間延びして見えますが、
折れると丁度良いリズムができて、見飽きません。

根津美術館にしては混んでいるのですが、でもここ最近の大きな美術館の混み具合からいったら天国です。
作品数も少ないなりに、戻ってもう一度ゆっくり観たり、近づいてみたり、座ってみたり。
そうそう、こういうのが美術館ですよね^^;
おまけの庭園散策も贅沢です。

夏の展示が「はじめての古美術鑑賞」なのは、根津美術館なりに夏休みの自由研究ぽい企画なのでしょうか。
相変わらず年齢層は高かったですが、外人さんは多かった。

最近は小中学校の夏休みの宿題で、美術館に行ってレポートを書くというのがあるらしいですよ。
無駄に美術館が混むのでやめて欲しい・・。美術館も子供目当ての浅い企画になるし。
興味のある子だけ来ればいいんです。ほんと。

帰りに世界堂でパネルなど買って帰りましたが、夏休みは結構仕事が入りました。
ぼちぼちやっております。