落語。春風亭一之輔

渋谷に福きたる

春風亭一之輔さんの出版記念落語会(的な・・)へ行ってきました。

初一之輔。というか、生の高座をほとんど聞いたことが無い。
でもめちゃめちゃ面白かったです。

今回は「堀の内」と「青菜」でした。
さすがは今人気の若手真打。
落語はもちろん面白いけど雑談も抜群ですね。

じわっと暑い一日だったので、単衣の中でも一番涼しいのを出しました。
中は麻の襦袢。襟だけは冬もの重ねています。
暑いので衣紋も抜き気味。
帯枕もへちま。でも暑い。今からこれで大丈夫かしら^^;

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紺色の本塩沢百亀甲に、単衣の鉄線の帯。

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この時期つかえる帯揚げが少なくて困ります。
いっそ夏物なら涼しげな色がいろいろあるんですが、5月から夏物というわけにもいかない。
縮緬はちょっと暑苦しいし。
いろいろ考えていたらあまり面白みのない色合わせになっちゃいました。

本塩沢、好きです。
単衣の時期、絹もののなかではかなり涼しいです。

もともと西陣お召しとか、本塩沢とか、紬と柔らかものの間くらいのが好きです。
ざっくりした紬よりは繊細で、シルエット的にもコーディネート的にも一番使いやすくていいのですが、湿気に弱いのだけが残念なところです。