日本画続き。ヒヤシンス、ヨウシュヤマゴボウ。

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DMに使った絵です。
F15号。
以前同じスケッチから描いた絵が、「秋日」だったので、少し進化形ってことで「秋日和」にしました。
スケッチを見ていてもう一度描きたくなったのは初めてです。

秋日和と言えば私の周辺では小津安二郎の「秋日和」
ハラダさんが「節子」ってタイトルのカップを作っていたので、それを並べたかった、と二人で悔しがりました。
(「節子」は在庫が無かったらしいです)
「秋日和」は、母親役の原節子が娘役の司葉子を嫁に出す話。「晩春」の母親バージョンです。
娘の友達で出てくる岡田茉莉子がファニーで可愛いのです。

下に敷いた布は草堂さんで扱っている古い更紗ですが、小さな切れ端しか無いので、左右に展開して書き足して、大きな布にしてみました。(この作業、デジタルが便利です。)

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こちらもDMに使った「風信子」ヒヤシンスです。M8号。
香りが良くて、風が花の香りを運ぶので、付けられた和名のようです。
描いている間、とてもいい香りでした。

これは当初から構図と背景の黄色を決めていた一枚。
グラフィカルなので、写真栄えも比較的良いようです。