使い込んだ手ぬぐいの経年変化。

和イラスト 手ぬぐい

梅雨らしい雨が続きますね。
近々草堂さんで、オリジナルデザインの手ぬぐいを販売する予定です。

こちらの画像はそれとは別で、5年前に別のお客様のために作成したものです。
左が新品。右が5年使い込んだもの。

全体はこちら。
和田奈月 江戸手妻手ぬぐい

和田奈月さんは江戸手妻(日本古来のマジック)を現代に引き継ぐ手妻師さん。その記念公演用の手ぬぐいとして作成したもの。
月が付く名前の奈月さんのパートナー、うさぎを鳥獣戯画の画風でもって、さらに北斎漫画の江戸手妻をドッキングして作成したという・・なかなか凝った柄なのです。

5年間使った手ぬぐいは、かなりくたびれていますがまだまだ現役。
柔らかくて吸水性も良く、色も服に合わせやすいので出番が多い手ぬぐいです。

和イラスト 手ぬぐい

こちらは新品のまま保存してあったもの。
比べると少し色が派手です。使っていない手ぬぐいの縁はこんな感じです。

和イラスト 手ぬぐい

手ぬぐいは数回洗うと端からほつれてきて、だんだんにふさふさになって、このへんで落ち着きます。
新品の手ぬぐいもぱりっとしていいですが、使い込んでいくうちに柔らかくなった手ぬぐいもまた愛着がわきます。

草堂さんの手ぬぐいも同じ染屋さんにお願いしました。
布の質もよく、細かい柄もいい感じに染めてくれます。
お手元で長く使い込んで頂けたら嬉しいです。

出来上がりましたらこちらでもお知らせします。
どうぞお楽しみに!

草堂さん祝開店。

浜野まゆみ 紫陽花木瓜皿

ハラダマホ カップアンドソーサー

2月から準備を進めてきた草堂さん、6月6日の今日開店です!
というか、今朝アップしたのに浜野まゆみ売り切れてるし。。
いやはや。凄いです。
ショップはカラーミーのテンプレートを土台にごくシンプルにアレンジしています。
おかげでカラーミーの仕組みがだいぶわかってきました(^^)

他にもハラダマホ、シマムラヒカリ、石畑哲雄、大黒屋の箸、、と店主の熱意を感じるセレクトになっております。
おまけにミライ・デザインの絵はがきも置いていただいております。

よくあるショップと違って、お洒落なライフスタイル演出の一部としての器ではなく、店主がとことん気に入ったものを集めた、ぱっと見かなりばらばらだけど、モノへの愛と情熱を感じるセレクトショップです。
器好き、焼き物好き、とにかくいいモノが好き、な皆様の心をつかむことと思います。
草堂バナー

草堂ブログも日々更新中です。

草堂さん 開店準備中。

浜野まゆみ 蕎麦猪口

草堂さんのWEBショップ、目下開店準備をお手伝いしております。
写真はサンプル画像でショップにはありませんが、うちにある浜野まゆみの蕎麦猪口。
最近の作品はさらに渋いです。

私もオリジナル商品を作らねば。
GWの宿題が出来ました。

どうぞ開店をお楽しみに。
進捗状況および、店主の日記はgooブログで新しく更新しています。

草堂の関口さんのおしゃべりが聞きたいかたはどうぞ覗いてみてください。
草堂ブログ

FBページでも更新しています。検索してみてくださいね。

草堂さん。

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駒場東大前の器やさん、草堂さんが閉店されました。

ちょくちょくお茶を飲みに(^^;)通っていた私としてはさびしい限り。

そもそもは予備校で日本画クラスの同級生だった浜野さんが展示をしていたので、展示のたびに覗いていたのですが。

そのうちDMを作らせてもらうようになり、絵葉書も置いていただいて、用が無くても寄り道するようになり、着物話にもりあがり、落語と競馬の話を面白おかしく聞いておりましたが、いつ行ってもそんな無駄話で和める場所もなかなか無いものです。

おかげさまで他所でもイラストのDMを作ったり、果てはハラダマホさんと二人展も実現しました。

(上の写真は草堂さんから持ち帰ったアフリカの椅子と、うちにあったアフリカの布。)

今後はネットショップで展開されるということで、私も少々お手伝いさせてもらいます。
開店しましたらこちらでもまたご案内いたします。

下はうちに徐々に増えていった浜野マユミの染付の器と、ハラダマホ練り上げの器。

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結城縮に型染め帯&ハラダマホさんのDM。

今日は街中はハロウィンでオレンジ色ですが、特にハロウィンは関係ないコーディネートです。
(オレンジ系もかぼちゃもお化けも持っていない)

元々は展示会場で着ようと思っていた袷の結城縮です。
九州が暑かったので単衣のほうにしましたが、これ、ふわっと軽くて着易く、気に入っている一枚。

大丸でやっていた予備校友達の展示を観てきました。
同じ世代が頑張っていると嬉しい。

大丸に表参道のくるりが入っているんですね。知らなかった。
可愛い羽織ものが多くて、気になりました~。

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帯周り派手め。(若干ハロウィン意識・・?)
今日は襦袢も帯揚げも赤系です。八掛が赤系なので、そろえてみました。

日中は汗ばむくらいでしたが、日が落ちると急に寒くなります。
夜はショールを一枚羽織りました。
そろそろ手袋もあってもいいかも。

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帰りは草堂さんへ。
DM用にお借りしていた器を返して来ました。
草堂さんでのハラダマホ展も来月です。東京のファンの方はお待ちかねですね。
渋谷を通りすぎましたが、ハロウィンで凄い混雑でした~。

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こちら最新作のDM。
DMを描くときは、実物を出来るだけお借りしてきます。
描くのはデジタルですが、横に実物を置いて、スケッチと変わりません。
お菓子のヌガーもイメージどおりの物を探して、こちらは銀座のブールミッシュで買いました。
色が可愛いです。

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草堂さんでのハラダマホ展は11月21日から。
私も21日に伺う予定です。

ハラダマホさん個展&羊文庫朗読会。

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ハラダマホさんの展示、早速伺いました。

草堂さんに代わってちょっぴり画像をアップ^^

今回カップやマグが豊富でした。

手前のtreeがすっきりしていてお気に入り。

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角皿。夏のDM候補だった水面の柄が綺麗な水色の角皿になっていました。爽やかでいいですね。

四角の雨縞のようなのはこぬか雨という名前だそう。これも好きです。

似た柄のデミタスカップもありました。

羊文庫のなりたさんの朗読会は、今日は岡本綺堂と、岡本かの子。

全く毛色の違う岡本つながり。

岡本綺堂は白子屋事件を描いた黄八丈の小袖、これは恋娘昔八丈の元になったお話かな。

現代人からするとちょっともやもやの残るお裁きなんですが、これが江戸の封建社会ルール・・。

岡本かの子は「鯉魚」。青年僧の瑞々しい若さと、悟りにいたる問答のクライマックスがお見事。

こちらは気持ちよく落ち着くラストです。

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今日は頂き物の絣の着物で。

そろそろ秋も終わりです。草緑の帯揚げ、最近大活躍。
菊の時期ももう終わりです。そろそろ椿を出そうかな。

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猫の絵はがき。

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駒場東大前の草堂さんに猫の絵はがきを納品しました。

大分前に作ったシリーズです.
6枚セット1080円。

右の2枚は赤い紐で繋がっております↓

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草堂さんでは22日からハラダマホさんの展示が始まります。

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どちらもご興味のある方はお出かけください^^

ハラダマホさん 草堂展示DM。

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ハラダマホさんの来月の展示DMを作成しました。

大きくてインパクトのある鉢は、「かしまし」という名前だそうです。
器の柄がかなり強いので、鮮やかな野菜がぴったり。
ちょっと季節がずれますが、パプリカを入れた感じが可愛かったので、これで行くことに。

器に物を入れると、器の世界がひとつの景色になります。
この鉢は内包する空間が大きく、柄も相当変化があるので、物を置く場所によって、また角度によって、がらりと違う景色が見え、面白いです。
普通の器でここまで変化のある柄はあまり無いので、ハラダさんならではかなと思います。

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展示は来月11月22日からです。
ご興味のある方は駒場東大前 草堂へどうぞ。
東京都目黒区駒場3-11-10 ℡03(5453)6046
民芸館へ行く途中。わかりやすい場所です。
月曜お休みのことが多いです。

ハラダマホさん展示DMと尾見林太郎さんプログラム。

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もう10月も最終週。最近のお仕事をアップします。
ハラダマホさんのDMは熊本の島田美術館での展示と、駒場の草堂さんでの展示用です。
草堂さんのはまだ刷り上がっていないのですが・・フライングで出します(^^;)
こっくり晩秋の雰囲気に上がるといいなと思っています。
何度も作っているDMではありますが、毎回新鮮さを感じて頂けたら嬉しいです。

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こちらは先週末の尾見林太郎さんのピアノリサイタルでの配布用プログラムです。
当初台風が直撃と言われていましたが、幸い少し逸れて、お昼には雨も上がりました。

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珍しく手だけのショット。
尾見さんは180cm超の大男ですが、手は意外と小さくて可愛い感じです。
音も大きな音は男性ならではのどっしりした迫力がありますが、ピアニシモがまたこれでもかというほど繊細で美しいです。
杉並公会堂のベーゼンドルファーはこんなに音がいいのかと驚くような響きでした。
今回は前半がハイドンのピアノソナタ30番、ブラームスの小品集op.118、後半はムソルグスキーの展覧会の絵。
全く個性の違う3つの曲で、それぞれに楽しませて頂きました。