Dr.本間邸 ローズガーデンコンサート。

本間邸ローズガーデン サロンコンサート

今年も千葉あすみヶ丘ワンハンドレッドヒルズのローズコンサートに行ってきました。
尾見林太郎&城戸春子 ピアノとチェロのジョイントコンサートです。

尾見さんのプログラムはリハーサルも聴いていたので頭に入ってましたが、ピアノの音がとっても綺麗に伸びて、良かったです。
前はこのベヒシュタイン、弾きにくそう~だったのが、随分仲よくなったものです^^

ショパンのポロネーズ第3番「軍隊」
これは前座の一曲って感じですが、誰でも知っている曲はやはり必須ですね。
なんか少年っぽい?行儀良く、きりりピシっとした素直な音でした。

シューマン「アラベスクop.18」
アンニュイな音色の一曲。スモーキーでちょっと甘い、ババロアみたいな色が繰り返し繰り返しの模様になって、このまま終わるのかと思いきや、最後の1節で魔法がかかったみたいに全部がきらきらして、おしまい。
ずるいですねーシューマン。

ヘンデル「シャコンヌ」
この曲好きなんです。華やかで明くて、バッハ=ブゾーニのシャコンヌとは本当に対照的です。
白と金の装飾過多な宮殿と、古風な響き、たくさんの人が歌っているような旋律の重なりにどきどきします。
サロンなので、少し抑えめの演奏でしたが、大きなホールで聴きたいですね。

ブラームス「ピアノソナタ第3番 ヘ短調 op.5より終楽章」
楽譜を覗くとなんじゃこりゃ、というような和音の連続で、オーケストラのような重厚感。
途中ベートーヴェンか?と思う箇所が何度かありつつ、豪華なエンディング。
若いのに地味派手なブラームス・・。これもベーゼンドルファーで聴きたい一曲。

城戸さん(チェロ)&上仲さん(ピアノ)のデュオも名曲揃いで、楽しく聴けました。
最後の2曲、フランクのヴァイオリンソナタとショパンの「華麗なる大ポロネーズ」はピアノの出番も多くて、デュオの楽しさを存分に味わえるプログラムでした。
やはりピアノソロは聴き手も緊張感があるけど、デュオだとゆったりして盛り上がりも華やか。
2つを合わせて聴くのもいい組み合わせだと思います。

本間邸ローズガーデン サロンコンサート

薔薇は見ての通りの満開。満開ピークをわずかに通りすぎたあたりかな・・。
今年は本当にいろんな花の開花が早まっているので、大変です。
オールドローズ系や、ノバラのようなミニローズが綺麗に咲いていました。

本間邸ローズガーデン サロンコンサート

ストロベリー&クリームって感じです。
気温は高かったのですが、まだ爽やかさがあって助かりました。
あまりスケッチをする時間が取れなかったのですが、なんとか1枚。そういえば昨年も忙しくてあまり時間が取れなかった・・。
でも1枚日本画に出来たので、今回のも何とかなるかな。

本間邸ローズガーデン サロンコンサート