鈴木其一展 サントリー美術館

鈴木其一展 サントリー美術館

鈴木其一 江戸琳派の旗手 展に行ってきました。

始まってから、早く行こう行こうと思っていたのに、これもなかなか行けずにいました。

一度お昼にさくっと観ようと思って寄ったのですが、チケット売り場に行列が出来ていて、時間もあまりなくて諦めたのです。
で、金曜日の昼にリベンジ。
今度はチケットを新宿で買ってから行きましたが、チケット売り場はそんなには混んでなかったです。
波があるらしい。

とはいえ会場内は絵の前に少し列が出来ていて、それなりに時間がかかります。

其一だけでなく、抱一や弟子や息子や、関係者も多数。
観たことのない絵も多数。
其一だけの展示はあまりこれまで無かったし、なかなか無い機会ではないでしょうか。

琳派も時代の変化に伴って、モダンでデザイン的な要素が強くなります。
その分絵画性は低くなりますが、それは時代が求めたものでもあり、其一の資質でもあるのだと思います。

絵を見るとオールマイティで何でも来い。すっきりくっきりした線と色で職人的で明快で華やか。愛嬌もある。
お得意様に宛てた手紙の筆跡にもそのきちっと実直で明快な人柄が伝わるよう。
お江戸好みでこの人モテそうだなあ・・。

図録も充実していたので、購入しました。
結構観ていない絵がある。前期も行きたかった!