アトリエシムラ×ミナ・ペルホネン

志村ふくみさんの着物が見たいな~と前々から思っていたのですが、東京での展示はなかなか無い&敷居が高い。

そんな折、南青山で、アトリエシムラとミナ・ペルホネンのコラボ展があると聞いて出掛けました。

着物が仮仕立てで5,6点。ミナの帯も5点。すぐに見られるボリューム。
呉服やさんと違ってごく気軽に見られるのが嬉しいところ。

ただやはり手織りの紬と洋服のファブリックだとどうしても差が出てしまいますね。
帯のほうが重みがあるならまだバランスが取れるのですが、帯の存在感がかなり軽い。

ミナの帯はとても可愛いのですが、バランス的には綿やウールにカジュアルにあわせたい感じ。
アトリエシムラの着物も現代的な感性で若々しいのですが、こちらは帰り道で見た洛風林の帯をむしろ合わせてみたい。。

ミナとのコラボだからこういう場所で拝見できるのは嬉しいのですが、そして両者の感性は素敵なのですが、このコラボはまだ出会ったばかりという感じ。
まだまだ新しいものを取り入れようという志村ふくみさんの心意気には感服します。

私も今日は草木染で。
米沢紬の紅花染めの着物に、明るいカラーを合わせてモダンに。
なんか春っぽい。・・小春日和ってことで。
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明るいオレンジの帯揚げはこのコーディネート以外では使わないかもって色です。
着物よりこちらのほうがよほど紅花っぽい色。
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帯付きでもよい気候なのですが、11月も下旬なので一応ストールを一枚。
先日ミッドタウンで買った、猫ブローチの出番です。
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帰り道は、通りすがりで見かけた東三季さんで、可愛い帯をたくさん見せていただきました。
私はリサイクル物ばかり着てますが、たまに現代のものを見るとやはり楽しいですね。魅力的なプロデュースでした。
お店の方と雑談していたら、つい先日落款をお願いした玉煙堂の劉さんがこちらで篆刻教室をされていると聞いてびっくり。
そんなことってあるんですねえ~。

この後草堂さんのハラダマホ練り上げの器展、初日にうかがいました。
続きはまた。