展示中のキモノ。

展示の間に着た着物。
あまり写真が撮れなかったのですが、ちょっとだけご紹介。

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1年ぶりの登場。塩瀬の忠臣蔵の帯です。
松の廊下の浅野内匠頭。年末の展示と言えばこれ。
前柄は松竹梅です。

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着物は本塩沢の袷です。100亀甲。使いやすいこげ茶の無地。
単衣でない本塩沢を初めて着たのですが、絹にしては触感が涼しくてさらさらです。
でも暖房の効いた都内では冬でも暖かです。
コートやショールで調整できるので、涼しめの袷も重宝しそうです。
帯揚げは紫。

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同じ着物で違う帯。これも塩瀬。
九谷っぽい絵皿に椿の柄。ぴりっと細めの緑の帯締め。

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中日は藤色のお召しに、唐子の帯。3日とも塩瀬の染め帯でした。
絵描きの小人さんなので選んだのですが、菊だから厳密には秋のほうがいいかな~。

これは美大で課題に追われていた頃に、「夜寝ている間に小人さんが現れて、絵を仕上げてくれるんじゃ」みたいな妄想を、美大生は一度はしたことがあるんじゃないかと思いますが、それを絵にした帯か?ときっと美大仲間は同じ発想をしそうな気がします。。

展示疲れがなかなか取れないのですが、2014年もあと少し、頑張りたいと思います。