アーバンタンゴfromNY 東京公演。

urbantango

上野の文化会館で、小澤真智子さんのタンゴヴァイオリンを聴いてきました。
会場用プログラムやポスターも作成させていただきました。
センター二つ折りで右側がプログラム表紙になります。

今回はイスラエル出身、NY在住のピアニストさんとの公演。
とても明るい、おおらかな音のピアニストさんでした。
後半になるほど会場の雰囲気も暖まって、アルトゥーロ・マルケスのダンソンNo.2や、ブラジルのショーロが楽しかった。

後半の衣装が真智子さんの赤いドレスと、アロンさんのターコイズグリーンのシャツの対比で、とても鮮やかでした。
前半がモノトーンだったので、急に元気になった感じ。視覚の影響って侮れないなと思います。
音まで急に元気が出た気がするのです。

ピアソラのおなじみの曲だとつい、亡くなったオクターヴィオさんを思い出してしまうところがあるのですが、こうしてみるとオクターヴィオさんのピアノはどこまでもクールだったなあと。
冷たいほど正確で、流されないのに、やっぱり秘めた熱があって、そこが魅力的でしたね。

今回のアロンさんはもっとおおらかで開放的な印象です。
複雑なリズムもお手の物で、明るさ楽しさが伝わってきました。本当はライブハウスでお客さんももっと盛り上がって欲しいんだろうなーー。
文化会館ではちょっと大人しくなってしまって残念ですが。
今後もデュオを続けられるのかな? タンゴの枠を超えてお二人のアーバンタンゴがさらに成長するのを楽しみにしています。

雀のスケッチ。

雀 スケッチ

あ、すみません。死んでます^^;

昨日雀が家の前に落ちていたのです。
とても綺麗な状態で、まだ硬直していたので、そっと拾って帰ってささっとスケッチ。
あ、お線香を上げましたよ。

ちょっと色艶が薄いところを見ると、もうご老体だったのか、それとも死ぬと色が薄くなるのか。
外傷も無かったので、老衰だったのかな。
生きている雀はもっと目の周りとあご、ほっぺに黒がはっきりしている印象ですが、ほとんどわからなくなっていました。

まあ、生きているのを拾うとそれもそれで大変だけども。
雀とはいえなかなかまじまじと見る機会は少ないので、貴重です。

今日土に埋めてあげます。どうも有難う~。

日本画の展示会DMを作成しました。

岐阜長江洞画廊 DM

岐阜市の長江洞画廊さんのDMを作成させていただきました。

今回は若手の、人物を描く作家さん3人の企画展。
スプラウト展の名前のとおり、フレッシュな新人さんの展示です。

神秘的なイメージのブルーに、大きな月のイメージを入れてみました。
9月の展示なので、月の綺麗な季節かなと。
ほんのちょっとプラスアルファ(このさじ加減がわりと難しい・・)で、ただのグループ展というのとは違う企画っぽさが出るといいなと思っています。

岐阜長江洞画廊 DM

お近くの方はどうぞお出かけください。

コンサートのチラシを作成しました。

小澤真智子 アーバンタンゴ コンサートチラシ

今年も小澤真智子さんのコンサートチラシを作成させていただきました。

今回はグラミー賞受賞ピアニストの、アロン・ヤブナイさんを迎えてのデュオ。
本場の匂いがぷんぷんします^^

お二人の写真だけではどうもバランスが取れなかったので、NYな写真を入れて、色数を抑えて作成。
タンゴでも都会的で大人っぽい印象のフライヤーになりました。

小澤真智子 アーバンタンゴ コンサートチラシ

コンサート、もうすぐです。
私は東京公演に伺いまーす。楽しみです。

根津美術館 「はじめての古美術鑑賞」

昨日は表参道まで行ったので、打ち合わせの後根津美術館へ。
「はじめての古美術鑑賞」
http://www.nezu-muse.or.jp/jp/exhibition/index.html

基本的には水墨画と箔の技法解説など。
メインは四季草花図屏風 喜多川相説筆

この絵は屏風になって初めて生きる構図ですね。
そのままだとやたらに長いすやり霞の水平線が入って、水平方向が間延びして見えますが、
折れると丁度良いリズムができて、見飽きません。

根津美術館にしては混んでいるのですが、でもここ最近の大きな美術館の混み具合からいったら天国です。
作品数も少ないなりに、戻ってもう一度ゆっくり観たり、近づいてみたり、座ってみたり。
そうそう、こういうのが美術館ですよね^^;
おまけの庭園散策も贅沢です。

夏の展示が「はじめての古美術鑑賞」なのは、根津美術館なりに夏休みの自由研究ぽい企画なのでしょうか。
相変わらず年齢層は高かったですが、外人さんは多かった。

最近は小中学校の夏休みの宿題で、美術館に行ってレポートを書くというのがあるらしいですよ。
無駄に美術館が混むのでやめて欲しい・・。美術館も子供目当ての浅い企画になるし。
興味のある子だけ来ればいいんです。ほんと。

帰りに世界堂でパネルなど買って帰りましたが、夏休みは結構仕事が入りました。
ぼちぼちやっております。

お盆。

DSCF9125

世間はお盆休みですねー。
一応お供えを。
桃は滋養があるからって祖母が見るたび言ってたので、果物とフルーツトマト。

おはぎも好きだったので、お彼岸ではないけどおはぎを頂きます。

DSCF9123

近くのOKのだけど、お米がほとんどつぶれていないおはぎ、なかなか美味しい。

さて、今日は昼から打ち合わせです。行ってきます。
でもってパネルを買ってきます。ようやく大下図の準備。(←・・)

七夕祭り。

綿麻浴衣にからむし帯

阿佐ヶ谷の七夕祭りに行ってきました。

浴衣は綿麻の蔦の葉。

襟ナシ、足袋ナシ、半幅帯で浴衣仕様。

綿麻浴衣にからむし帯 吉弥結び

吉弥結びはどうもバランスが難しい。たれも手も長すぎる気がする。もっと折らないと駄目ですね。
今度リベンジします。

素足に下駄を履いたら、あっという間に靴擦れしました^^;
鼻緒じゃなくて、親指とかかとの足裏がイタイ。
足裏は予防しにくいのが困ります。

やはり足袋を履かないと2時間も持たないらしい。。
みんな良く素足で履いているなあ・・。

リベンジの吉弥結び
(幅のある帯だとすんなりできました)

大妖怪展 江戸東京博物館。

江戸博の大妖怪展に行ってきました。
http://yo-kai2016.com/

平日の夜が狙い目かと思いきや、ぜんぜん混んでました( ̄▽ ̄;)!
並ぶほどではないけども、絵が小さいので中はやはり短い列があります。

いつなら空いているのだろう。。
さすがに夜なので子供は少なかったですが、昼間はきっと子供が多いものと思います。

お目当ては、真珠庵蔵、伝土佐光信の百鬼夜行絵巻。

良かったですね。やっぱり。
保存状態も良くて、色が綺麗です。

展示はかなり多くて、いつも思うけど、あまり見やすくはないです。
真珠庵本がメインなのに、途中で切れてて半分も見えない。
展示はもっと絞っていいし、余計な装飾にお金かけないでケースを長くしてスペースをゆったり取って欲しいなあ・・。

図録も妖怪ウォッチとかと一緒だったので、今回はつなげると絵巻全体が見える一筆箋を買いました。

百鬼夜行 一筆箋

百鬼夜行 一筆箋

治平の角煮。

治平 角煮

夏ばて解消がっつりランチが続きますが、こちらは頂き物の、永田町治平の角煮。

冷凍品なのですが、お豆腐や野菜と煮て温めると美味しいと聞いて、今日は焼豆腐と白滝、ねぎ、お酒を足してすき焼き風にしてみました^^
これはちょっといいかも。もっと野菜を足してみたい気がしますが、どこまでいけるかなー。
たれは結構濃い味なので、そう簡単に水っぽくなりません。

治平 角煮

付いている和からしも美味しい。
あ、器が大きいので盛ってみましたが、これは全部は食べられません^^;
そして普段は玄米&野菜たっぷりですので、ご心配なく。

そろそろ絵を描きたいと思いつつ、なんだか仕事が落ち着かない。夏休みか・・。