くにくに展。歌川国芳と国貞 bunkamura

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昨日日記ですが。終了間際に行って来ました。はい。混んでいました。
ボストン美術館所蔵 俺たちの国芳 わたしの国貞

平日に行けるはずなのに、ずるずると引き延ばしてしまったのが良くなかった。

美術館は平日の夜がベストですねー。

bunkamuraミュージアムはいつも企画が面白いなと思います。

そんなに広くないけれど、大きな国立美術館でやらない作家にスポットを当てて、渋谷の場所柄若年層に興味を持ってもらえる工夫を怠らず、普段も19時までやっているし、グッズ製作も抜かりない。
サイトの充実ぶりも凄い。
民間の美術館として立ち居地をしっかり確保しているなーと思います。

今回の図録も黒地に黒の印刷で、なかなかお洒落。
紙もプリントも良いです。浮世絵の資料は少なかったので、一冊あってもいいかなと。
浮世絵はじっくり味わうというより、仕事の資料って感じが強いですが・・。

お客の年齢層は比較的低く、子供も多かったです。
浮世絵の漫画的なところを良くクローズアップしていたので、とっつきやすいと思います。
実際浮世絵は当時の漫画であり、雑誌であり、映像であり、エンターテイメントだったわけで、その企画意図も正しい。

今回あんまりタイトルが若者向けすぎて、ずるずると引き延ばしてしまったのもあるんですけどね・・。
渋谷の街にあまり近付きたくなくて、これまたずるずると引き延ばした理由かもしれません。
神泉から歩くべきかもしれない。

ローズガーデンでスケッチ。

Dr.本間ローズガーデン

今年もワンハンドレッドヒルズの本間邸ローズコンサートに行って来ました。
尾見林太郎さんのピアノと城戸春子さんのチェロ。

尾見さんの平均律/バッハがとても良かったです。
直前にプログラムに加わっていて、大丈夫かなと思いましたが、これが一番でした。
ピアノと曲の相性もあるのだと思いますが、音も一段と澄んでいて、かつ重厚で、違うピアノを弾いているようでした。
すごい集中力。
音楽家はその曲の「旬」があって、早すぎても危ういし、弾きこみすぎても盛り上がりに欠けたり、なかなか調整が難しいなあと思いますが、ダイレクトにピアニストの気持ちを反映した生演奏は録音には無い楽しみです。
あ、アンコールのトロイメライも生演奏ならではの面白さで、「月光」が終了した後のざわざわっとした会場の雰囲気が、だんだんに静まって引き込まれていくのがわかり、それにつれて音も伸び、会場全体の空気が変わる臨場感が楽しかったです。

城戸さんも、バッハ、シューマン、ブラームス、と選曲が被ってました。
ブラームスのチェロソナタ2番を丸ごと演奏してくれました。
この曲、デュプレとバレンボイムの印象が強くて、甘ーい恋人同士の印象なのですが、女性二人だとそこまでべったりでなく、さらりと聴かせてもらいました。

今年は例年より花が早く、6月の薔薇はすっかり散り際。
上の白いバラも朝描いたら、夕方には散ってしまいました。

薔薇のスケッチ

こちらのバラも夕方には花がしぼんできましたが、ぎりぎりまでスケッチ。今回は時間も少なめ。

一重のバラは好きですが、花の寿命が短いのかもしれません。
まだ蕾はたくさんありました。

スケッチする場合、花よりも大事なのは、茎や葉、蕾だったりします。
葉の付け根や、とげ、蕾のガク、若葉なんかを描いておかないと後で困るのです。

なので、どちらかというと蕾に力点をおいたスケッチ。

今回もホルベインのパレットを持っていきました。コンパクトな優れもの。
小学校から使っていますが、よく考えてみたらもともと父のお下がりだったような・・。
相当年季が入ってます。
錆が出ているので、新しくしてもいいですが、まあもう少し。

ホルベイン透明水彩スケッチパレット

一夜明けて、左腕が痛いです。
やっぱりイーゼル買おうかなー。細くて軽いスケッチ用。

足も痛いです。
楽でお洒落なヒールが欲しい。。

ローズガーデンコンサート。

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今日はこれから千葉のローズガーデンコンサートへ出かけてきまーす。
スケッチ準備OK。
今年はちょっと遅い日程なので、薔薇が咲いているかどうか・・。

いいお天気になりそうで、薄着にしたけど今ちょっと寒いです^^;
コンサートとスケッチって着る服に困ります~。