頂き物のお菓子。ハラダマホさんの器。

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京都のお菓子を頂きました。

・・なんだこりゃな形ですね~。
亀屋清水の「ぶと」といって、遣唐使が伝えたお菓子だそうです。
香を練りこんだ餡をくるんでごま油でしっかり揚げてあります。
今でも密教のお供え物になっているとか。

ぶと饅頭はよく似たものを春日大社でも頂いたことがあります。
神職が手作りして、神様にお供えするものだと聞きました。
それはこの巾着型ではなくて、餃子のような形なんですが、今回頂いたものの中にも餃子型、ありました。
密教と神道でほぼ同じものを作り続けているのは面白いですね。

今回頂いたものは、春日大社のものよりお香の香りが強くて、お寺の匂いがしました。
お香の調合など、少し違うのかもしれません。

伝わった当初は、小豆餡ではなくて、「栗、柿、あんず等の木の実を、かんぞう、あまづら等の薬草で味付けした」ものだったようです。・・それ、食べてみたいです~。美味しそう。

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一緒に頂いた栗羊羹もハラダマホさんの器に載せてみました。
可愛いです。