白地の柄小紋。ギャラリーめぐり。

DSCF8363

チャリティ展の作品がなかなかできず、籠もっております。
が、昨日は予備校の同窓生の展示などいろいろあったので、着物で銀座のギャラリーにお出かけ。

いつに無くかわいらしい柄物です・・^^;
四君子に松竹梅に、菖蒲に、いろいろ入った柄なのですが、どうしても紅葉が大きいので秋の着物になってます。
着物の柄では秋の柄が一番好きなので、秋くらいは柄物を着るのもいいなーと。
多分目鼻立ちに似合う柄なんですね。紅葉とか菊とかが。あ、あと笹も好きです。

うちの母が兄弟の七五三やらお宮参りやらに着ていた着物がこんな感じの白地に紅型風(あくまで風)の小紋だったのですが、
それは小さすぎたので、自分用を購入。
どうも昭和の一時期、こういう白地の着物が流行ったようですよ。

しかし今日はじめてきっちり着てみて、これも小さいかも・・。
肩身丈158cmとあったはずなのですが、今計ったら154cmしかありませんでした。お店の間違いぽいです。
しかしまあ、おはしょりぎりぎり出ます。今持っている中で、一番小さいです。
ちなみに私は身長168cm弱(微妙に伸びたらしい)。

DSCF8369

パールトーンもかけたので、5年くらいは着たいのですよ。少々若作りでいけるかな~。
帯を辛子色とか、青磁色にするともう少し大人しく着られるかもしれませんね。

今日は色数を増やしたくなくて水色の帯揚げに、白の三分紐。帯留めは緑の瑪瑙。
上着はまだショール一枚。長い手袋、出しました。夜は襟巻きあってもいいかも。昼は暑いのですよね。。

DSCF8375

こちらは休憩のお茶。
お茶碗は前の井戸茶碗が欠けて、金継ぎの出来る方に差し上げてしまったので、新たに購入。
いかにもお茶碗というのではなく、作家さんがちょっと作ってみた感じ。
見込みの景色がちょっと物足りないですが、全体はモダンで気に入っています。

頂き物。

DSCF8346

美味しい熊本の新米をいただいたので、これまた頂き物のちりめん山椒と。

もちもちで、ちょっとクリーミーな美味しいお米です。ぴりっときいた山椒との相性もマル。

お椀は石畑哲雄さん。

いつものご飯が急に料理屋さんぽくなりました^^

ハラダマホ 練り上げの器展 駒場草堂

DSCF8360

ハラダマホさんの展示が始まりました。
初日の夕方に伺ったのですが、あれ?ちょっと既に品薄・・?

写真はお取り置きしておいてもらった「アルマジロ」のC&Sです。
白地とボーダー部分のバランスが良い感じ。
使ってみて、厚みも丁度良い感じでした。

DSCF8361

うちではコーヒーは飲まないので、紅茶用ですねー。
お皿のほうは以前購入したもの。
頂いた抹茶のケーキが凄く美味しい!

ハラダさんの器はたくさん並べても楽しいですが、iittalaの器なんかとも相性が良いと思います。

sodo1

草堂さんの展示は29日まで。(24日はお休み。)
気になる方はお早めに。

初日は恒例成田洋子さんの朗読もありました。
三島由紀夫の「海と夕焼け」芥川龍之介「南京の基督」
どちらも朗読に丁度良い、さらりと洒落た短編でした。
三島の、刻々と変わる海の描写が秀逸。

sodo2

アトリエシムラ×ミナ・ペルホネン

志村ふくみさんの着物が見たいな~と前々から思っていたのですが、東京での展示はなかなか無い&敷居が高い。

そんな折、南青山で、アトリエシムラとミナ・ペルホネンのコラボ展があると聞いて出掛けました。

着物が仮仕立てで5,6点。ミナの帯も5点。すぐに見られるボリューム。
呉服やさんと違ってごく気軽に見られるのが嬉しいところ。

ただやはり手織りの紬と洋服のファブリックだとどうしても差が出てしまいますね。
帯のほうが重みがあるならまだバランスが取れるのですが、帯の存在感がかなり軽い。

ミナの帯はとても可愛いのですが、バランス的には綿やウールにカジュアルにあわせたい感じ。
アトリエシムラの着物も現代的な感性で若々しいのですが、こちらは帰り道で見た洛風林の帯をむしろ合わせてみたい。。

ミナとのコラボだからこういう場所で拝見できるのは嬉しいのですが、そして両者の感性は素敵なのですが、このコラボはまだ出会ったばかりという感じ。
まだまだ新しいものを取り入れようという志村ふくみさんの心意気には感服します。

私も今日は草木染で。
米沢紬の紅花染めの着物に、明るいカラーを合わせてモダンに。
なんか春っぽい。・・小春日和ってことで。
DSCF8351

明るいオレンジの帯揚げはこのコーディネート以外では使わないかもって色です。
着物よりこちらのほうがよほど紅花っぽい色。
DSCF8357

帯付きでもよい気候なのですが、11月も下旬なので一応ストールを一枚。
先日ミッドタウンで買った、猫ブローチの出番です。
DSCF8348

帰り道は、通りすがりで見かけた東三季さんで、可愛い帯をたくさん見せていただきました。
私はリサイクル物ばかり着てますが、たまに現代のものを見るとやはり楽しいですね。魅力的なプロデュースでした。
お店の方と雑談していたら、つい先日落款をお願いした玉煙堂の劉さんがこちらで篆刻教室をされていると聞いてびっくり。
そんなことってあるんですねえ~。

この後草堂さんのハラダマホ練り上げの器展、初日にうかがいました。
続きはまた。

イラストのリサイタルフライヤー作成。

おみおみ

昨日九州から展示に出した絵が戻ってきまして、、部屋の片付けやら事務仕事に追われております。
細かい仕事が多くてなかなか片付きません^^;

こちらはお馴染み尾見林太郎さんのリサイタルフライヤーです。
今回もカラフルなイラストで作成。

尾見さんもでっかいですが、ピアノもでっかいですね。
ベーゼンドルファー・インペリアルです。本番も杉並公会堂のベーゼンドルファー・インペリアルを使用します。
すごい存在感ですが、音の響きも重厚です。

シャコンヌがメインということで、陰影の強さを出したかったので、今回はピアニスト以上に舞台の上の光と影をモチーフにしています。
ずっしりとしたピアノの大曲の合間には、ゲストのお二人がシューベルトの名曲を聴かせてくれます。
歌とピアノとのからみも楽しみです。

ご興味のある方は是非お問い合わせ下さい。
尾見林太郎ホームページ

ArtでCharity展2015

web1

web2

終わったばかりですが、次回展のお知らせです~。
毎年恒例ArtでCharity展、銀座煉瓦画廊さんにて。

今年も卓上カレンダーと年賀状、季節のカレンダーは春夏秋冬で出そうかと思っております。(飾れるかな?)
あとは小さな絵が少し。

クリスマス前のチャリティ展、ご一緒する作家さんの作品も毎年楽しみです。
どうぞ宜しくお願いいたします。

ハラダマホ&イシバシミキコ 二人展、終了しました。

会場01

熊本、ギャラリー楓での展示、今日無事終了したとご連絡を頂きました^^

今日はマホさんが在廊してくださって、最終日、たくさんのお客様にご来場いただいたそうです。有難いことです。

ご来場いただいた皆様、いろいろお買い上げいただいた皆様、エールを送っていただいた皆様、本当に有難うございます。

絵って、画廊ではじめて観て、そうそう買えるものでは無いと思うのですが、それでも幾つかの絵の嫁入り先が決まって有難いことです。

まだまだ拙い絵で恐縮ですが、今しか出ない良さもきっとあるものと思って、一枚一枚大事に描いていきたいと思います。

またいつか、成長した絵をお目にかけることが出来ますように。

美術館が閉まっていたので。

DSCF8343

先日六本木のサントリー美術館へ行ったのです。

熊本旅行中にテレビで見た久隅守景展を観ようと、いそいそ出掛けたのですが・・閉まってました。

会期中唯一のお休み日にわざわざ出掛けるとは・・。

何となく上手く歯車がかみ合わない日ってあります。
この日は着物を着たのですが、着はじめから何かと上手く行かず。
出掛ける頃には暑いし疲れてしまって、何だかなあと思いつつ、美術館と適当にギャラリーを幾つか回るつもりだったのです。

でもまあそんな日もあるさ。
ということで、ここだけ開いていたミュージアムショップで野々村仁清の器をモチーフにした(でももはや別物のデザインになっているのがいい)手ぬぐいを購入。

続いてお隣のお店で、激可愛い猫のブローチを発見。
うわ、何これ、可愛すぎる、とか心の中で叫びつつ、他のブローチを物色していると、心の声が聞こえたのか、旅行者的集団が食いつき、みる間に籠の中のブローチが品薄に。

お揃いでワンちゃんも買おうかとずっと手に持って迷っていたのですが、もう一歩押しが足らず、籠に戻しました。
一回りして来たらもう無かったので、誰か気になっていた人が居たんだな~。

ブローチは、トチモトフミコさんという方の手作り一点ものです。

ミッドタウンの後は知り合いのやっているギャラリー展示を拝見して、着物バナシをして、帰りました。

あまりに疲れていたので、着物の写真がありません。

展示まで数ヶ月、籠もって描く日が続いていましたが、今月は知人の展示やら気になる展覧会がいろいろ。
少し出歩きたいと思います。(カレンダーも年賀状もそろそろ作らなきゃ)

頂き物のお菓子。ハラダマホさんの器。

DSCF8310

京都のお菓子を頂きました。

・・なんだこりゃな形ですね~。
亀屋清水の「ぶと」といって、遣唐使が伝えたお菓子だそうです。
香を練りこんだ餡をくるんでごま油でしっかり揚げてあります。
今でも密教のお供え物になっているとか。

ぶと饅頭はよく似たものを春日大社でも頂いたことがあります。
神職が手作りして、神様にお供えするものだと聞きました。
それはこの巾着型ではなくて、餃子のような形なんですが、今回頂いたものの中にも餃子型、ありました。
密教と神道でほぼ同じものを作り続けているのは面白いですね。

今回頂いたものは、春日大社のものよりお香の香りが強くて、お寺の匂いがしました。
お香の調合など、少し違うのかもしれません。

伝わった当初は、小豆餡ではなくて、「栗、柿、あんず等の木の実を、かんぞう、あまづら等の薬草で味付けした」ものだったようです。・・それ、食べてみたいです~。美味しそう。

DSCF8321

一緒に頂いた栗羊羹もハラダマホさんの器に載せてみました。
可愛いです。

日本画続き。

DSCF8158

小部屋のほうに飾った大きな絵の写真をしっかり撮っていなかったようです。
光が丁度良い時間帯が難しいですね。

上は「Halloween」(乗り遅れ。)
おもちゃカボチャとトウモロコシをハラダマホさんの「カシマシ」に盛ってみました。
右においてあるのは姫りんごの実です。

アルミですがこれも箔なので、光でかなり見え方が変わります。
背景の緑青が一番発色しているとこんな感じです。

halloweenは非売品。

DSCF8266

こちらは金平糖という名前の額紫陽花です。
スケッチではわりとすいすい進んだのですが、日本画にしてみると難しかったグラデーションの紫陽花の花。

怪しげな中国の花瓶は面白かったので、また描いてみようと思います。
かなり大きな枝でないとバランスが取れない・・。次は椿かな?

追記。
halloween

ギャラリーの方に画像を新たに送っていただきました。
随分色が違って見えますが、こちらのほうが自然な光です。