今年の梅干。

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今年も少しですが梅を漬けました。
梅が出回る季節になると、あの香りに惹かれて買ってしまいます。

前に古典的な割合で作ったのは結構塩がきつかったので、今回は減塩に挑戦。
減塩な上にきび砂糖もちょっと入れるレシピにしてみました。
(うちではてんさい糖使用)

梅雨明けの、じりじりした日差しで干して、すっかり柔らかくなりました。
(写真は小分けにしたやつですが、実際は2キロ強。大一瓶くらいあります。)
一週間くらいでちょこっとつまんでみたら、やっぱり大分まろやかです。
お砂糖は入るけど、甘いわけではなくて、ちょっとこく味が出るという感じです。

秋くらいには十分食べられそう。それまで楽しみに寝かしておきます^^

夏休みの宿題。手描きの団扇と扇子。

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今年も団扇を描きました。

昨年のは雪村の絵の真似っこでしたが、今年は着物の柄など参考にしつつ、作った柄です。
紙も本画仙のは表現が限られるので、図引き紙のものに変えました。
一番左のトンボだけ本画仙です。
本画仙はにじみ止めが全く無いので、凄いスピード勝負です。

墨色はやはり本画仙が比べものにならないくらい綺麗なのですが、私のタイプ的にはやはり図引きのほうが書きやすいかなあ・・。
本画仙ほどにじみが強くなく、墨のぼかしが綺麗に出る紙ってなんだろう??

今度団扇展というのもいいですねー。(あんまり需要はなさそうだけど・・)
団扇に扇子に色紙に夏帯?
いい勉強になりそうです。

図引き紙なら絵の具も使えそうです。(耐水性は無いので飾り用ですね)

検索していたら、京都の扇子やさんがオリジナルの扇子も仕立ててくれるらしい。
仕立てあがった扇子に描けるものはやはり限界があるので、今度は未仕立てのに描こうかと思います。

ギャラリーDM作成。

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日本橋の老舗、粟津画廊さんのDMが出来ました。
大急ぎで作った特集展のDMですが、なかなか格調高く出来ました。

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中堅の作家さんと、まだ学生さんのような新人さんが混ざっているのですが、どちらも良いところが出るといいなと思っております。
7/25からです。
ご興味のある方は是非お出かけください。

私はというと、先週はお仕事が詰まってしまって、またもや胡粉を腐らせました。悲し~~。
ブログで紹介できないものも多いですが、お仕事も楽しくやっております。なかなかバランス良くは行きませんが。
何かで松尾敏男先生が、一日一度でも筆を持ちなさいと言ってらっしゃいましたが、、かなり遠い道のりです。

というわけで連休は絵を進めるべく懲りずに胡粉を擦っております。。

カレーの日。

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先日西荻のカレーやさんに行って、もうたくさんという程インドカレーを食べたのですが、懲りずにカレーを作りました。

スーパーでマグロのでっかい切り身が安かったのですよ。

マグロが安いとフィッシュカレーにすることにしているのです。

玉ねぎを炒めるのに時間がかかるので、途中で箔の下地をぬったり、ドーサを塗ったり、いろいろ同時進行していたらキッチンにパネルとボウルと絵皿が溢れてわけのわからない状態になります^^;

一通り箔を貼ったと思っていたのですが、錫箔が思ったより発色が悪く、結局アルミを貼りなおしたりしています。

箔は今回は金箔とアルミ。変色して欲しくない部分には銀は使えず、予算上白金もきついので、銀色にしたい場合はアルミを代用しています。

お天気が悪いと作業がなかなか進みませんが、地道に進めるしかないのが日本画ですねえ。

↓おまけ。昨年も室内でみかけたキイロテントウ。今年も発見。

なぜいるのか??うちに餌はなさそうですが、、不思議です。

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