最近の手習い。

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最近買った本。
お正月から思い立って書をやっています。
最初百人一首を書くというテキストでざっと練習したんですが、大分読めるようになってきたので、今度は古典を臨書しようかなあと。
小野道風の継色紙と、紀貫之の寸松庵色紙。装丁も美しいです。
お手本にするのに、背を綴じていないのは嬉しいです。
あと先日新宿の古本市でたまたまみつけた日本名跡シリーズの陽成院一品宮歌合、松らい切、空海さんの風信帖ほか。
古本屋さんで買ったので、綺麗な本がお手頃。嬉しい~。
こういう教本的なものは古本が一番ですね。多少の書き込みも返って勉強になったり。

書は自分の中ではここ3年くらいひっかかっていたので、自分的にはようやくです。
草書と仮名の読み書きをしたいなと思っていたのでしばらく臨書しようと思います。
きっかけは安田靫彦さんの書と、良寛さんの書かな。
かといって、いきなり良寛さんを臨書するのはハードルが高すぎるので、まずは基本から。
古典では小野道風が好きです。

何か、絵とは直接関係なく、すぐに作品を作れるわけでもなく、ごく遠回りなようですが、もしかしたらこれが近道じゃないかというカンがあって、とりあえず時間が出来たら書くことにしております。

スピーチの教科書。

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知人が本を上梓されました。
「スピーチの教科書」という題名の通り、ソニーの歴代CEO盛田昭夫氏、出井伸之氏のスピーチライターを務めた佐々木繁範氏が「スピーチ」に真っ正面から取り組んで、解説された本です。

私もまだ全部を読んでいないのですが、よくある「人前でうまく話す方法」みたいな本とは主旨が違います。
人の心をつかみ、正しく思いを伝えること、人に行動を促す力をもつスピーチとは・・かなり本格的、実践的に解説されていて、ビジネスに限らず集団の中でリーダーとして活躍される方には必携の書となりそうです。

佐々木氏のHPはこちら。
HPのシンプルアレンジや、販促物の作成などお手伝いさせて頂きました。