台風接近中。

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8月も今日で最後。台風12号はちょっと曲がりつつ近づいているようですね。
今度の台風はアメリカのアイリーンと同じ強さだとか。
海岸沿いの方は特にお気をつけ下さい。
最近矢印型のアンテナが気になっていましたが、地デジ用のアンテナなんですね。
うちのあたりは皆矢印が西を向いているようです。

奈良で水の神社をたくさん廻って来たのだけど、一番気になった丹生川上神社。
丹生川の合流点にあり、罔象女神(みづはのめのかみ)の神社です。
その丹生川を和歌山方面、熊野の方にずっとくだっていくと、丹生都姫神社があるそうです。
丹生、は丹=朱=水銀の採れる場所なわけで、丹生都姫神は水銀を表す姫神とのこと。

水銀は日本画でも朱として使いますが、神社や都の建築にも使われ、神秘な色とされていたのだと思います。
鏡の原料でもあるし、以前は白粉の原料でもありました。
猛毒ですが、以前は薬でもあったそうです。
丹生都姫=罔象女神とする説もあります。
どちらも若々しい乙女の姿としてイメージされるようです。

丹生川上神社は朱塗りではないし、どちらかというと瑞々しい若葉、透明・白のイメージ、丹生都姫神は名の通り鮮烈で若々しく美しい朱のイメージです。
出雲参りもいいけどお姫様を拝みに熊野詣でもいいなあとちょっと思ってしまいました。

赤土(はに)に寄せて
大和の 宇陀の真赤土(まはに)の さ丹つかば そこもか人の 吾を言なさむ

万葉集の歌。大和の宇陀産の朱が頬についたように赤面したらば、そんなことでも私のことをあれこれ言い立てる人がいるよ。

水銀の産地は平安初期には宇陀から伊勢へと変わっていったようです。

玄武岩。

下の記事で玄武岩を六角柱に削るのは大変そうだと書いたけど、玄武岩はもともと六角なのだそうな。なあんだ。
・・というか、亀甲の六角形で、色が黒いから玄武岩の名前が付いたんですね。
なるほど。六というのは自然の基礎数だなと感心。

・・まてよ。それってもしかしてこれ??↓

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下田の爪木崎海岸の俵磯。玄武岩で有名だそうな。
そうかこれか。(←忘れてた阿呆)
なんだかすっきりしたわけでした。

川。

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ちょっと気になっていた場所へ。
これ、かなりな急勾配なんですが、時々乗る電車の窓から見えます。
坂道の上にちらりと見える杜。

もともとこういう坂道を見ると、広島あたりの景色を思い出して好きなんですが、先日このお社に気が付いたので、地図で調べました。
中井の御霊神社です。

うちの前を流れる妙正寺川の下流で、神田川と合流する手前辺りの高台にあります。
妙正寺川と神田川が落ち合う辺りが落合です。(今は少し合流点をずらしているようです。)
奈良の神社でもありましたが、川が合流する所、大きくカーブする所には何かしらエネルギーが集まるということかな。

駅から川沿いに歩きやすい道です。いくつも踏切と坂が見えるのですが、どこで曲がったものか迷っていたら落合公園まで行ってしまいました。
ちょっと行き過ぎですが、なかなか楽しそうな公園です。
この公園の地下には妙正寺川の貯水タンクがあるとか。

少し引き返して踏切を渡って、八の坂が上の写真。
坂、いっぱいあります。どれもちょっとそそられます。

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上から見るとこんな感じです。電車通ってます。

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さて、お社、おおっ。いい感じです。
ちょっと手前の枯れ木が気になりますが。

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境内に大きなカヤの木があります。この木好きです。
大きな狛犬も良かった。小さいながらに何か力の詰まった神社です。
狛犬と手水鉢に金網が張ってあるのがちょっと残念ですが。

今日は他に用事があって出掛けたのであまり散策出来ませんでしたが、このすぐ近くに林芙美子記念館があります。
ここから哲学道の方に歩くと葛谷御霊神社、神田川との間には月見岡八幡神社があるようです。写真で見ると何となく似た雰囲気。
村の鎮守様ですね。
こんなに日差しが強くなければ、川沿いに散策したいところです。

他の写真はこちらでどうぞ↓
http://photozou.jp/photo/album/1955896

おぼえがき。

何となく左耳がヘンかな・・。
最近耳詰まりはしてなかったけど。
さっき、ウィウィウィウィと鋭い声の鳥が鳴きました。
何だろう?ツバメかな。

昨日の雨は凄かったですね。
家の周りは何ともなかったのですが、青山あたりで水が溢れているのを初めてみました。
地下鉄や地下街は大丈夫だったのでしょうか。
ひとまず雨は通り過ぎたようですが、双子の台風がちょっと心配です。

台風11号は、ナンマドルという名前だそうです。
ナン・マドール、ポンペイのあるミクロネシアの聖都であったと言われる遺跡だそうです。
水の上にある要塞のような遺跡の写真を見ました。
玄武岩の六角柱を組んだ建造物が不思議です。
六角柱を削るのも大変だと思いますが、それを組むことで水に耐える強度になったのでしょうか。
六角に呪術的な意味もあるのかもしれませんね。

登山で思い出した山を調べてみると、意外にそれなりの由縁があるらしく、ちょっと覚え書き。読み飛ばしてください。

■東広島の小学校の正面にあった小田山。
今は何もないけど、かつて行基が開いた金鶏山本照寺の跡があります。
行基は奈良時代に身分を問わず仏法を布教し、民衆の絶大な支持を集めたといいます。
寺の他にも溜池や溝、架橋など水利事業を進めたと言われます。
畿内から広島は結構遠いですが、その辺りと奈良は良く似ているので、乞われて遠征した事もあるかもしれませんね。
山に囲まれた盆地で、溜池も多く、古墳もあり、縄文時代の土器なども出土する古い土地です。
小田山山頂には他に、手水鉢岩という巨岩があって、古代の祭祀場との言い伝えもあるそうです。

・・そんなこと何も覚えていなかったけど・・登ったのにね。

■もうひとつ登った記憶があるのは、国道沿いにある城山、と子供は呼んでいたはずなのですが、地図をみると岩山となっていました。
お城があったから城山。
戦国時代に東西条を支配した大内氏の城がこの山にあり、毛利元就の攻撃により落城したとのこと。

見た目もごつごつした岩の山で、てっぺん近くの大岩側面に何故か「火の用心」とでっかく描いてあり、人目を引く山でした。
水晶が採れるという話もありましたが、小さな黒水晶は良くみかけました。

■大山(伯耆富士)日本百名山。1729m。
大神岳と呼ばれた霊山です。山陽地方ではお伊勢参りの前に奥参り(出雲大社、美保神社、大山参り)が念願とされていたそうです。
・・大山には行ったしお伊勢はお参りしたけど、出雲大社と美保神社は飛ばしちゃったわけですね。
出雲大社、行きたいな。
日本海側の神社にはなかなか行けません。

■奈良の写真を見ていて、気になった山。
桧原神社の鳥居から見える二上山。
万葉集にある大津皇子を忍ぶ歌に読まれていて、山頂付近にその墓があると伝えられています。

うつそみの人にある我れや明日よりは二上山を弟背(いろせ)と我が見む。〈大伯皇女〉

■八咫烏神社の鳥居正面に見える伊那佐山。
長崎にある稲佐山と同じ名前でした。
「いなさ」は東南の風をあらわし、当時のたたら製鉄に重要な風だったとのことです。
製鉄に関係する神社は東南向きに建てられたといいます。
出雲には稲佐の浜という神話の舞台があり、そこで国譲りの交渉がなされたとか。
国譲り神話にはやはり鉄が重要な要素であったようです。

■森野旧薬園から見える音羽三山。(音羽山、経ヶ塚山、熊ヶ岳)
この3つの山は縦走出来るのですって。かなり道がきつそうですが。。宇陀から見ると三山の裏側に談山神社があります。
春日大社は下がり藤、談山神社は登り藤なんですね。
音羽山をグーグルマップで検索したら、奈良ではなく、岩手一関の山が出ました。
お隣にあるのは経塚山・・へえぇ。

写真。

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せっかくフォト蔵さんに登録したので、以前の青森と富士山の写真を追加しました。

http://photozou.jp/photo/album/1955896

わりとあちこち行ってますね。
春の明日香村と伊勢神宮を撮っていないのが残念ですが(カメラを忘れたので)。
ほとんどが周囲のご厚意で連れて行って頂いた形で、1人ではとても行けない場所が多いです。
ありがとうございます。

スライドショー

・・にしたくて、フォト蔵さんを借りてみました。
http://photozou.jp/photo/list/1955896/4974381

このリンクで見えるかな。
どちらかというと資料写真で、カメラが趣味、ってわけではないので、何となく写真ファンのサイトに投稿するのは気が引けますが、とても便利なので驚きました。

今年はあちこち出掛けさせてもらってますね。
ちっとは仕事もせねばーー。

奈良旅行写真。

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奈良の写真と記録http://photozou.jp/photo/list/1955896/4974381にアップしました。
結構な量になってしまいました。

阿蘇の写真もそうですが、見かえしていると自分の眼の行き所とか、クセが見えます。
割と細部にあちこち目移りして全体は撮っていなかったり・・。鬼瓦に反応したり。
気の向くままに撮っておりますので、一緒に旅行した気分になって頂ければと思います。
歩きながらでピンぼけもありますが、流れで見てくださいね。

オマケはがらくた屋さんでみつけた自分土産の小皿です。
ちょっと傷モノだけど1枚250円也。

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ただいまです。

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奈良に行って参りました。
あちらこちら盛り沢山でしたよ。
写真は後日まとめてアップしたいと思います。

今日は三輪山も登って疲れておりますが、
さすがはご神体、何となくすがすがしい気分で帰って来ました。
でも明日は筋肉痛になるんだろうな~~。

では今日の所はおやすみなさい。

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鍋ぴかぴか。

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先日薩摩芋を煮ていて思いっきり黒こげにしたお鍋。
(あ、お芋は無事で食べられました。鍋だけお砂糖で真っ黒になったの。)

たわしでもセラミックでも取れなくて、廃棄するしかないのか?
いやまてまて、気に入っている鍋だし・・と検索した結果、重曹が有効とのこと。

重曹をたっぷりふりかけて、焦げたとこまでお水を注ぎ、沸騰させてしばらく煮て、そのまま冷ます・・。
しばらく置いて、木べらでコシコシやってみたら、焦げ付きの酷くない所はあっという間に綺麗になりました。
それでも黒く残る部分にもう一度重曹をふりかけて・・とやっているうちに、ほぼぴかぴかの綺麗なお鍋に!
以前からの黒ずみも綺麗になって、取れないかな、と思っていた注ぎ口のこびりつきも綺麗になりました。
調子に乗って鍋をもう一つ磨いてしまいましたよ。

重曹、たまにお風呂に入れたりしていますが、使えるやつです。
友人は重曹とクエン酸で自家製炭酸水を作っているそうですが、うちでやったら変な味になりました(^^;)
味の濃いものを割ればいいのかも。